デリカシーの話

こんにちは、海運堂管理人のさーりんです。

先日、素敵な方にお越しいただきました。
大阪の堺で、自宅を開放して子育てサロンをされていらっしゃった方です。
今は奈良に移り住み、この6月から新たにサロンを開いたそうです。
発達障害がご専門で、お母さんのための勉強会を開いていらっしゃいます。

自宅開放!子育て!
なんだか共通するお話がたくさんありました。

その中で特に響いたお話をひとつ。

例えば、「靴を揃える」のしつけの場合。
みんなを玄関に集めて、
「はい!靴はこうやって揃えます!」とか、
「〇〇ちゃんが靴を揃えてくれていました!偉いね!みんなもマネしようね」とか、
そんなことしたって、こどもの心には何にも響かないのだと。

靴を揃えているこどもをみたらそっと近づき、
「私、さっき見たんだけど、靴、揃えたの?
なんだか私、気持ちいいわ。だって、きれい。」
って、私がどう感じたのかを伝える。
そうすると、そのこは何だかいい気分になり
(だって、自分の行いでひとが喜んでくれますから)、
その「いい気分」が他のこどもたちにも伝染し、
みんな、勝手に靴を揃えるようになる、というお話でした。

こどものスイッチを、ポンと押してあげる感じ、だそうです。

見ていないふりをしながら見守る。
でも、スイッチを押すタイミングを見逃さない。
大事なのは、こちら側が、こころにゆとりを持って接することだと教えてくださいました。

「こどもは、おとななんかより、ずっとデリカシーがあるの。」
うーん。耳が痛い。
こどもだからといってこども扱いするんじゃなくて、
きちんと相手の思いをくみ取り、こちらの思いを伝える。
その繰り返しだな、と思いました。

とはいえ、先日も娘が背中で「おっぱいー!!」と泣き叫ぶ中、
自分の仕事を優先してしまいました。反省。

できることとできないことがありますが、
おとなにもこどもにも赤ちゃんにも、誠実に対応したいなーと思いました。

ていねいに暮らすを、畳から。

海運堂主催で勉強会を行います。

テーマは、畳。

海運堂に畳を敷いたことがきっかけです。

畳のことは好きなんですが、どう扱えば長持ちするのか、とか、
畳の構造、とか、よく知らないんです。
何かこぼしたとき、どうするのがいいんだろう。
長持ちさせるには、どんなお手入れをすればいいんだろう。
せっかくこんなに気持ちいい畳があるんやから、
長く付き合っていきたい。
畳について勉強したいなーと思いました。

で、一級建築士のみゆうさんと主催をさせていただき、
勉強会を開催することになりました。

そして、前田畳製作所の前田さん自ら、
海運堂にお越しいただき、畳について教えていただけることになりました。
海運堂の畳も、この前田畳製作所の畳です。
畳屋さんに、畳のことを教えてもらえるのは、ほんまに贅沢やと思います。
で、その贅沢を共有できれば、と思います。

前田畳製作所。
「ていねいに暮らすを、畳から。」
というコンセプトがあります。

畳に限らずですが、これってどこで作られているんだろう?
誰がどのように作っているんだろう?
原料は何だろう?と、想像力を働かせる、そこから生まれた感情を大切にすることが、
「ていねいに暮らす」ということのような気がしています。
畳を作る立場として、まずは私たち自身がそんな想像力を大切に生活をし、仕事をする。
そして、その結果として、みなさんに少しでも畳のすばらしさをかんじていただくことができれば幸せに思います。

とは、代表取締役、前田さんのお言葉です。
(http://www.maeda-tatami.com/)

自分が座っている畳に思いを馳せる。
想像力をふくらます。
畳に関わる人の顔が見えてくる。
「畳、だいじにせないかんな」と思う。
「こんなええ畳の上で過ごさせてもらって、私はだいじにされてるな」

畳に限らず、モノを大事にすることが、
自分を大事にすることにつながると思います。
ていねいに暮らすを、畳から。
海運堂で、体感していただければと思います。

「ていねいに暮らすを、たたみから。」畳の楽しみ方講習会
【日時】10月11日(土)10:00~11:30
【場所】海運堂(JR住吉駅から北に徒歩3分ほど)
【会費】1,000円(お茶、和菓子付)
※一緒に参加できるお子さま、お隣の部屋で遊んで待っているお子さま共に500円(お茶、お菓子付)

お申し込みは、下記お申し込みフォームからお願いいたします。
【申込フォーム】

お問い合わせは、
078-891-3498
info@kobe-kaiundo.jp
までお願いいたします。

ミドリ部、大盛況でした!

こんにちは、海運堂管理人のさーりんです。

先週日曜日、リベルタ学舎ミドリ部による講習会が、海運堂で開催されました。
おうち緑化計画〜生き物を育む『土』がわかる基礎講座。
神戸岡本ミドリカフェ店主でもあり、イケメン庭師でもあるウチダケイスケさんにお越しいただき、
講座を開いていただきました。

佇まいから
佇まいから

 

すてきです
すてきです

今回は第一回ということで、
植物の源、「土」についての勉強でした。

・土って、何からできている?
・土1グラムの中に、生物は何匹いる?

みんなで班に分かれ、議論してみます。

土についてこんなこと、考えたことなかmった。
水や、食べ物や、木材が育つ土について、
あまりにも無知だったなと気づかされました。

個人的に印象的だったお話が3つ。

・花は、咲かせるのではなく、咲く。
これは、先日食育の記事に書いた、自動詞と他動詞のお話そのまんまでした。
こちらが花を何とかしてやろうとするのではなく、環境を整えて、後は花の力に委ねる。
あくまで主役は花なんです。
土を整える。水を与える。
後は、花を信じる。見守る。待つ。
そうすると、勝手に咲いてくれる。
子育てと同じだーと、改めて思いました。

・木材自給率の低さ
日本の国土の7割を森林が占めているにも関わらず、
木材の自給率は3割以下だそうです。
さまざまな要因があると思うのですが、
この日教わった原因の一つは、林業従事者の収入の低さ。
1本100万円の木材が売れたとして、
その木を管理・伐採した人に、いったいいくら入るのだろうか。
なんと。数千円なんだそうです。
「森を何とかしなきゃいけない」という気持ちが、
本当にぎりぎりのところで支えられています。

・文明の衰退
メソポタミア文明では農地に人工的に水を引く灌漑技術が発達しました。
乾燥地帯で灌漑を続けていると、塩害が進行します。

塩害のメカニズムがよくわからなかったので調べました。
乾燥地帯に水をたくさんまき続けると、その水が地下水まで達し、
地下水に含まれる塩分が地上に上昇してくる。
地上に上昇した水分は蒸発するので、塩分だけが地表に残る。
その塩分が集積し、作物が実らない土壌になる。
(次のHPを参考にしました→http://www.s-yamaga.jp/kankyo/kankyo-shokuryo-2.htm
その結果、大麦の収穫量が減少し、メソポタミア文明衰退の一因になったと言われています。
土壌の衰退が文明の衰退に繋がった、というお話でした。

その他、エジプト文明、中国、古代ギリシャ文明、ローマ文明などの衰退にも、
土壌の浸食・塩害が関係しているのでは、というお話でした。

 

大盛況でした
たかが土、されど土・・・

他にも、ホームセンターで販売されている土と、自然に作られた土の違いなど、
普段耳に入らない、土にまつわるお話をたくさん聞くことができました。

リベルタ学舎ミドリ部、毎月1回、日曜日に開催していきます。
次回は10月26日の午前10時から。
会場は同じく海運堂です。
(お問い合わせは、midori@lgaku.comまでお願いいたします。
ミドリ部部長の山本玲子さんが対応してくださいます)

ミドリ部のブログも是非、ご覧下さい。
(部長、ほんまに素敵なお方なんです。)

最後はみんなでお花のポーズを。
最後はみんなでお花のポーズを。

こんな有益なお話が自宅で聞けて、
実際に海運堂の庭でプロの指導を受けながらつちづくりを実践できる。

管理人て何ていい仕事なんだー!

 

さて、午後からは打って変わって、リベルタ学舎代表湯川カナさんの「誕生日ありがとう」昼飲み会。

パーティは14時からなのに13時に乾杯していました
パーティは14時からなのに13時に乾杯していました
持ち寄りの品たち
持ち寄りの品たち
シフォンケーキ3台焼きました。飾り付けするこどもたち。
シフォンケーキ3台焼きました。飾り付けするこどもたち。
**歳おめでとうございます!
**歳おめでとうございます!

 

こどもたちは飲んでいるおとなを気にせず遊んでいます
こどもたちは飲んでいるおとなを気にせず遊んでいます

 

写真 1
気が付いたらうちの娘は車に乗っていました

こどもも普段会うことのない仲間と遊ぶことができ、
大人たちはこどもを見ながらゆっくり飲むことができる。
こどもにとっても大人にとっても、いい休日を過ごしてもらえたのではないかと。

片付けを終え、ふとダイニングテーブルを見るとこんなものが
片付けを終え、ふとダイニングテーブルを見るとこんなものが

と、賑やかな週末でした。

カナさん、**歳、おめでとうございました!

 

9月21日午前、海運堂の庭で土を勉強しませんか。

こんにちは!海運堂管理人のさーりんです。

今日はリベルタ学舎ミドリ部主催イベントのお知らせです。

海運堂の庭で「おうち緑化計画〜生き物を育む『土』がわかる基礎講座」を開催します。
9月21日(日) 10時から11時半です。
これから毎月第3日曜の10時から、海運堂の庭でこの基礎講座を続けていくことになりました。
今は雑草も数えるほどのさみしい庭ですが、
数年後、この庭がみどりであふれるよう、こつこつ続けていきたいと思います。
とても楽しみですー。

今回日程が合わない方でも、来月以降、お気軽にお越しください。

詳細・お申し込みはリベルタ学舎「ミドリ部」ブログをご覧ください♪

食育と、鷲田先生のおはなし

こんにちは、海運堂管理人のさーりんです。

今日は、食のお話です。

ご存じの方も多いですが、私は食い意地を張ります。
食べるのが好きです。

最近、食べることについていろいろ考える機会が多いです。

添加物の話です。

うちではある程度食べ物に気を遣っています。
化学調味料や添加物は極力摂らないようにしています。
身体に悪いから、というより、美味しくないからです。
買い物の度に商品を裏返し、原材料を確認しますが、
原材料が少なければ少ないものほど、
「あー苦労して作ってくれてるんや、美味しそう」と思うようになりました。
原材料の欄がカタカナだらけだと、がっかりします。
「あー、少しでも安い値段でそれっぽいもの作ろうとしてるわ」と残念になります。

でも、カタカナだらけの食品を求めている消費者がいるから、
そのような商品が流通するわけですね。
安い、簡単、便利、きれい、おいしい。
そこでは添加物が大活躍です。
「増量する」
「高い本物食品を偽物食品で置き換える」
「大量生産をする」
「見た目を美しくする」
「濃厚な味をつくる」
「保存性といますぐ欲しいという要求を同時に満たす」
をかなえるために、添加物がどんどん投入されます。
(この辺は、「食品の裏側」という本に詳しく記載があります。読んでみてね)

その事実を、知っている人と、知らない人がいます。

私自身は、化学調味料や菓子パンなどで育った人間です。
ひょんなことで主人と結婚したのですが、
主人の家庭は食べ物にとても気を遣っています。

あれは忘れもしませんが、結婚前に主人にちょっとしたものを渡しました。
景品でもらった、中華料理の素。
野菜さえ入れれば、本格中華ができる優れものです。
それを主人に「よかったら使って」と渡したところ、
「こんなん使ったことないなー、食べへんなー」とうつむいていました。

今の私なら、「そんな添加物まみれのもの、人に渡したくない」と考えます。
でも当時、私は「添加物」自体を知りませんでした。
そして、なんだかとてもつらかった。
自分が幼少期から慣れ親しんだ食べ物をやんわりと否定されたからです。
お父さんと食べたインスタントラーメンや、毎朝食べた菓子パンや惣菜パン。
残念ですが、私にとってはおふくろの味のようなものです。

食育の難しさは、この辺だと思います。

その人が食べるものを否定するということは、
その人自身を否定することになり得ます。

その人は、その人が食べたものでできているからです。

何かを食べている人に「それ毒だよ」と言うことは、
「お前毒だよ」というようなものです。
言われたほうは、気持ちいい訳がありません。

食育。
いくら正しいことを論じようとも、
人のこころに土足で入り込んでいくようなものであってはならないと思います。
「それは毒だ」とか、「そんなもの食べられない」とかいう言い回しはさすがにきつい。
優しくない。

「この食品にはこういう添加物が入っています。覚えておいてね」
で踏みとどまるのがいいだろう、と思います。
判断は、自分ですればいい。

「ちゃんとしたもの」を食べる人を増やすのではなく、
「ちゃんとしたもの」と「ちゃんとしていないもの」があるという事実を伝える。
それだけで十分だと思います。

海運堂の本棚にたまたま(わざととも言います)あった添加物の本を読んでしまい、
「もうお菓子たべれないや」と残念そうにのたまう小学生。
「食べるか食べないかは自分で決めるんだよーふふふ」と茶化す大人。
「えーどないしようーでもおいしいしなー」と悩む小学生。

「教育を他動詞で語るのは辞めよう」
高校時代から敬愛する鷲田清一先生の言葉が胸に響きます。

「教える」「伝える」「育てる」のではない。

おとなとこどもがごちゃごちゃっといて、
気持ちよく過ごせる場所さえ整えれば、
勝手に教わる。伝わる。育つ。

海運堂も、そんな居場所になることができればと思います。

こどもはすくすく育ちます。

ピザ教室、開講しました!

こんにちは、海運堂のさーりんです。

9月13日、ピザ教室を開講しました。

8月の海運堂お披露目会でお出ししたピザが好評で、
「ぜひ講習会してください」とのお声があったのがきっかけです。
どうせなら、たくさんの人とわいわいやりたいと思い、募集いたしました。

この日は3家族が来てくださいました!

なかには、うちのあーちゃんと3週間差で産まれた赤ちゃんも。

7か月さんと8か月さん
7か月さんと8か月さん
あやとくんとあやかちゃん!
あやとくんとあやかちゃん!
お互い人見知りして大泣き (お母さん大笑い)
お互い人見知りして大泣き
(お母さん大笑い)

海運堂をはじめてよかったと思える瞬間です。
赤ちゃんの2ショット、あまり見る機会ありませんから。
それぞれの可愛さがより一層引き立ちます。

手書きレシピ。
手書きレシピ。
講師の家主です
講師の家主です

今回は、捏ね器と手捏ね、どちらも体験していただきました。

・材料の計量
・ミキシング(捏ねます)
・1次発酵(1時間前後寝かせます)
・分割(1つの生地を切り分けます)
・2次発酵(10分から15分寝かせます)
・成型(伸ばして丸い形にします)
・焼成(焼きます)

基本はパン作りと同じです。

粉ふるい
粉をふるい
手でこねます
手でこねます
長く伸ばして均等に切り分けていきます
長く伸ばして均等に切り分けていきます
きれいに丸めて寝かせます。今日は90グラムずつに分割しました。
きれいに丸めて寝かせます。今日は90グラムずつに分割しました。
生地を伸ばします。先生のお手本。
生地を伸ばします。先生のお手本。
なかなかみなさんきれいに伸ばせましたよ!!
なかなかみなさんきれいに伸ばせましたよ!!
手作りのトマトソースをのせて盛り付け
手作りのトマトソースをのせて盛り付け

今回は
・マルゲリータ(トマトとバジル)
・エリンギとアンチョビ
の2種類を作りました。

おいしいー!
おいしいー!

大人6名、こども4名で
ピザ12枚たいらげました!
(4枚はお持ち帰りいただきました。)
ちょっと多かったですね。
15時から捏ねはじめ、
解散のころには19時を回っていました。

こどもたちは途中から飽き気味でしたが、
横の和室の畳の上で思うがままに遊んでいました。
畳、さまさまです。

でも、みんなでていねいに作ったものをみんなで食べるのは、
本当に贅沢な時間です。

みなさま、ありがとうございました!

これからもちょくちょく、料理教室を開催しますー。

9月13日、ピザ教室を行いますよー!

こんにちは!海運堂管理人のさーりんです。

8月17日、31日、海運堂のお披露目会で振る舞ったピザ。
これが好評でした。

私の主人のお母さんは、大阪府寝屋川市で、「カフェ・ナチューレ」というイタリアンカフェを経営しています。
オーガニックを謳っているわけではないのですが、できるだけ自然のものを使っています。
トマトソース、クリームソース、コンソメスープなどもすべて手作り。
化学調味料は一切使用していません。
ピザ生地・パン・ケーキも一から手作りしています。
食材はなるべく農薬が少ないものを選んで購入しています。

そんな主人のお母さんが、料理に目覚めたきっかけが、ピザなんです。

ある日、主人のお母さんが、まだ3歳だった主人を連れて、ピザ教室に赴きました。
そこで主人、初めて手作りピザを食したところ、ものすごい勢いでピザを食べたそうです。
食べても食べてもまだ食べる。
その姿を見た主人のお母さんが、
「これはピザ作らなあかん」と、習い始めたそうです。

そして今では主人もピザが焼けるようになりました。

「あのピザ、ぜひ教えてくださいー!」
の声がありましたので、ピザ教室、開講いたします!

【海運堂の家主に学ぶ 手作りピザ教室!】

海運堂の家主、砂田祥平による、ピザ講習会を行います。
ピザ生地を作り、発酵の合間にトマトソースもお教えします。
完成したら、みんなで出来立てのピザをいただきます!

■日時
9月13日(土)15時から18時ごろまで

■場所
海運堂
(JR住吉駅から北に徒歩3分ほど)

■会費
1500円
(初回なので特別にお試し料金で開講します。材料費込です)

■持ち物
めん棒があればご持参ください。

■定員
限定4名(おこさま連れでも大丈夫です)

■お申込み・お問い合わせ先
078-891-3498(海運堂)
saki@lgaku.com(海運堂管理人の砂田沙紀が対応します)

ぜひふるってご参加くださいませ!

今日はカタン例会でした。

こんにちは。海運堂管理人のさーりんです。
9月1日。

 

夏休みが終わり、こどもたちは小学校で始業式です。
午前中で授業が終わるので、午後を海運堂で過ごしてくれた小学生もちらほら。

 

大きな森のどうぶつしょうぎです。本気で戦っています
大きな森のどうぶつしょうぎです。本気で戦っています

 

でも、何だかわーってはしゃぐほどの人数でもない。
とっても静かです。

やんちゃなあの子とか来ないかなー。

やっと終わった夏休み、だけどあの喧噪が、もうすでに懐かしいです。

9月の海運堂、そんな、ゆっくりした時間が流れています。

 

夏に酷使した身体を診てもらうリベルタ学舎代表。
夏に酷使した身体を診てもらうリベルタ学舎代表。

 

赤ちゃん連れでご家族で遊びに来てくださった方もいらっしゃいました。

「今、興味あること、何ですか」とお母さんに伺ったところ、
「着物、着たいんです」とのこと。

着付けの学校に足を運ぶのは大変だし、赤ちゃんを預けなければいけないし。
もし連れて行ったとしても、講座の邪魔になるかもしれない。

でも、着物を着るくらいなら、海運堂でできる!
こんなに広い畳があるし、少人数で勉強会形式でやれば、
赤ちゃんをあやしながら着物が着れる。
幸いにも、管理人は何となく着物が着れるー!

そういえば海運堂を始める前、同じ年頃の友人たちと、
ただ着物を着る着物デーをやろう、と話をしていたことがありました。
機会があれば気合を入れて着物を着るんだけど、かなしいことに、しばらく着ないと忘れてしまうんですよね。
だから、着る機会を作りたい。

というわけで、海運堂きもの部、やろうと思います!
もう少し涼しくなった折に、みんなで勉強会という形式で行えたらなと思います。

ヒントをくださった中○さま、どうもありがとうございました。

 

さて、本日の海運堂は。

 

カレーパーティ、

ではなく、

カタン大会が開催されました。

そういうボードゲームがあるらしいです。
(管理人はゲームにはとても疎いので知らないんですが・・・)

「自宅でカタン大会を開催したいのだが、家が狭い。海運堂を使いたい」
と声をかけてくださった方がいらっしゃったので、使っていただきました。

カレーを持ち込んでいただき、ごはんはこちらで炊飯。
管理人夫婦もおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

ご飯の後に1階和室に移動していただき、カタン大会が繰り広げられた模様です。
管理人はあーちゃんのお風呂と寝かしつけがあったので様子を伺えませんでしたが、
まあまあ盛り上がったので次回も開催します!とのことでした。

ゆくゆく、こどもたち対象に、クイズ大会でもしたいなー。
これは年度内に計画してみよう。

 

と、いろんな使い方をしていただいています。

もっとたくさんのひとに使っていただくため、いろんな企画を考案中です。

できることからちょっとずつ、実現していこうと思いますー。

 

海運堂の庭、一緒につくりませんか。

こんにちは、海運堂管理人のさーりんです。

突然ですが、先日、古武術家の甲野善紀先生が海運堂に来てくださいました。

そして。

リベルタ学舎代表の湯川カナさんが、

「先生!この板に海運堂って書いてください!」

 

で!

 

!

 

!!
完成の瞬間

 

本当に、書いてくださいましたー!!

 

こちらの看板、終生大事にさせていただきます。
甲野先生、改めて、ありがとうございます。

みなさま、ぜひ見にきてくださいね。

 

そして先日も、素敵な方が来てくださいました。

神戸は岡本にある「ミドリカフェ」店主、ウチダケイスケさんにお越しいただきました。

リベルタ学舎で農業やりたいね、の打ち合わせに
海運堂をご利用いただいたのですが、
「うち、庭があるんです」とお声がけし、庭を見ていただきました。

 

ここ、なんとかなりませんかね・・・
ここ、なんとかなりませんかね・・・

 

すると、

「まず、この木(写真左側の針葉樹)を伐りましょう」
「この季節にこんなに雑草が少ないということは・・・」
「水はけが悪そうですね。じめじめしています」

との診断。
実はウチダさん、庭師のご経験もおありなんです。
土やみどりのことならお任せの方です。

そして、
「状態のいい土を入れて、土づくりからはじめましょう」
「山に行ったときに落ち葉を拾ってきてください、ここの栄養に使いましょう」
「ここで野菜育ててみてもいいですよね」

という素敵なご提案!!

確かにこの庭、使い道がなかったんです。
じめじめしているし、蚊がとっても多いし、出入りもしにくい。
私自身、引っ越して初めてこの庭に足を踏み入れました。
でも素人判断だったんですね。
手を入れれば、親しみの湧く、立派なお庭になることがわかり、
とても嬉しく思いました。

そういえば管理人の母方の祖父は、庭師の経験がありました。
祖父の家の庭は、縁側から眺めていてとても気持ちのよい庭でした。
祖父が他界した後は、祖母が毎日庭木の剪定や雑草抜きや落ち葉広いを欠かしません。
「足が痛いんやー」といいながらも、おじいちゃんの庭を守ってくれています。

庭づくりは、毎日のこつこつが実を結ぶ、とてもやりがいのあることだなーと思っていましたが、
海運堂の庭でそれができると思うと、わくわくします。
土づくりからはじめて、土壌が安定するのが3年後とのこと。
今から3年後が楽しみです。

というわけで、海運堂の庭を実際に使いながら学べるワークショップを開催することが決まりました。
毎月1回、行う予定です。
「自宅の庭をなんとかしたいけど何からすればいいのかわからない」
「農業に興味はあるけれど何もしていない」
という方、みどり初心者の管理人と一緒に学びませんか。

詳しくは近日中に公表される予定です!
ご期待くださいませ。

 

 

 

海運堂、ついに会員大募集です!

こんにちは!海運堂管理人のさーりんです。

 

8月の夏休みお預かり、無事終了しました!!

最終日の29日は、かき氷も作ったんですよ。

夢中です
夢中です

 

そこに市販のシロップをかけて・・・とはなりませんよ!海運堂ですから!
管理人が食べたいと思うものをみんなにも食べてもらいます。
シロップ、作りました。
果汁100パーセントのジュースに、同量の砂糖を加えて煮詰めるだけ。

このジュースが

IMG_3167.JPG

 

シロップになりました!

色がきれい!
色がきれい!

 

これがまた好評でした。
みんな、このシロップを水で薄めて飲んでいました(ジュースやん)。
後日試しましたが、ヨーグルトにかけるととっても美味しいです。
質のいいジュースが手に入ったら、是非、ご家庭で作ってみてください。

 

という長い前置きはおいといて、
昨日、リベルタ学舎の湯川カナさんのご友人向けに、海運堂をお披露目させていただきました。

中にはなんと、海運堂名付け親でもあり、武道家・思想家でもいらっしゃる内田樹先生、
大阪市で市長を務められた、平松さんご夫妻、
ラグビー元日本代表選手の、平尾剛さん、
美容室ANTENNE代表、光安清登さん、
などなど、著名な方々にもお越しいただきました!

振る舞うのは、やっぱり、管理人主人の焼いたピザです。
今回も、用意した23枚、全て召し上がっていただきました。

みなさんから美味しいとのお言葉いただきました!
みなさんから美味しいとのお言葉いただきました!

 

前日からゲストの方々の顔を思い浮かべ、
どんな感じの会になるんやろ?堅苦しい雰囲気になるんかな?と想像していましたが、
いつもの心配性が本当に無駄でした。
とても幸せな時間でした!

こどものちから。
食べ物のちから。
畳のちから。

全部、うまい具合にごちゃ混ぜになって、祝福の空気に満ちておりました。

こんなにたくさんの素敵な方に、おめでとうと言っていただけて、とても嬉しく思います。

えーい、もっともっとたくさんの方に来てもらって、もっともっと輝く場所にするぞー!
と勇気も湧いてきました。

というわけで、本日9月1日より、海運堂会員、大募集します!

【海運堂とは!】
学校でも家でも塾でも学童でもない、こどもがのびのび過ごせる場所としてみなさまにお使いいただけることを目的とした、
会員による互助組織です。
管理人の砂田沙紀が中心となり、できることを、できる分だけ行います。
会員の皆様には、1家族月額5,000円~の寄付をお願いしています。
いただいた寄付金は全て、海運堂の維持費に利用いたします。
海運堂、例えば次のようにご利用ください。
・小学校の放課後に来て、宿題して少し遊んでから帰宅する
・赤ちゃんと一緒にお昼ご飯を持ち込んで、畳でゆっくり寛ぐ(育児書もあります)
・長期休暇も対応。次の冬休み、春休みも月額5,000円でご利用いただけます。
長期休暇のみ利用したい!という方は、スポット利用もできます。
料金は1日2000円の予定ですが、変更する場合があります、ご了承ください。
会員の方に比べてかなり割高ですが、いつも海運堂を支えていただく会員の皆様を
大事にしたいと考えています。
尚、定員は20家族とさせていただきます。
また、詳しいご案内をブログのトップ「海運堂について」に掲載しています、
どうぞご覧くださいませ。
ご質問、お申込は
お電話は、
078-891-3498(海運堂)
にて受付させていただきます。
お気軽にご連絡ください。
海運堂、ぜひ皆様と作り上げることができたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。