ちか先生の「秋の過ごし方」

こんにちは、海運堂管理人です。

今日は、海運堂「養生道場」の講師、ちか先生から記事が届きましたのでご紹介します。

ちか先生とは。
鍼灸師さんでいらっしゃいます。

私がリベルタ学舎でお手伝いしていたある日、ちか先生は突然私の身体に針を打ち始めました。
「大きなおなか見ちゃったから♪」(当時私は妊娠中)と言って、脈をみて、診断してくださって。
毎週、身体を見てもらっていました。
最初は「私、針なんて打たれたことないのに!」と少し警戒していましたが、
なるほど身体は正直で、針をしてもらうととっても楽になりました。

以来、ずっとお付き合いが続いている先生です。

さて、そんなちか先生が、秋の過ごし方について教えてくださいました。
是非ご一読くださいませ。

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こんにちは。

養生道場講師、駒井知佳子です。
桃の花針灸院という小さくて見つからない(まじで患者さんが迷子になります)針灸院のひとり院長をしています。

1年続けた講座を今月から海運堂ですることになりました。
テーマは変わらず、「自分と家族のホームドクターになろう」です。

養生の基本は「季節を先取り」なんです。
今日の講座は「秋」。来月から三か月は「冬」になります。

東洋医学では季節を5つに分けます。

春・夏・長夏・秋・冬。

このうち長夏は中国では夏の終わりに位置させていますが、日本では「梅雨」に該当します。
季節にはそれぞれ気候と関係が深い(傷めやすい)内臓が配されていて、
春は「風と肝」、長夏は「湿と脾(消化器)」、夏は「暑、熱と心」、冬は「寒と腎」・・・・秋は「燥と肺」。

秋は乾燥して呼吸器を傷めやすい季節なんですね。
夏にいっぱい汗をかいて身体中の細胞は干からび気味。
そこに空気の乾燥が影響し、肺(呼吸器)にダメージを与えます。

東洋医学では肺に属するのが皮膚。
ここしばらくで指先やかかとなどにひび割れが出てきた方も多いのではないでしょうか?
ということで、今回の養生道場では呼吸器によい効果のあるツボ刺激などを実践してみました♪
おっとその前にごはんタイムです。

おこげ♪
おこげ♪

今日の薬膳おむすびは「いもたこなんきんおむすび」です。
さーりんが生のタコを仕入れてくれたので、いい出汁出ました!

 

ごはんの後は海運堂の1階に移動。

受講生さん同士で肩や背中に誰でもできるケアを体験してみました。
まったりした空気があふれました・・・・・・・・(写真撮るの忘れてました!)

 

咳が出る場合、大体肩甲骨の間が緊張します。
それから鎖骨の下が緊張します。
このあたりを軽くさすってあげると緊張が取れて呼吸しやすくなります。
(嫌がる場合は合っていないのでやめましょう。)

また、咳が出て眠れない時は背中にクッションなど入れて腰から上、上半身が少し起き上がるようにすると楽になる場合があります。
心臓や肺へ行く血流が減るので、負担が減るからです。
咳で眠れないと睡眠が不足してさらに治りが遅くなります。

ちょっとしたことですが、試してみてくださいね♪
干からびた細胞を潤すには「睡眠」が必要です。
女性はよく寝た日の翌朝はお肌つやつや化粧乗りが違う!と感じた経験ありませんか?

真の潤いを作るのは「シンデレラタイム(夜10時あるいは12時~2時)の睡眠」です♪

 

養生道場は月に1回、海運堂で開講しています。

詳しくは
info@kobe-kaiundo.jp
または
078-891-3498
へお問い合わせくださいね。