1月21日はこども工作部です。

こんにちは、海運堂の砂田です。
今日は雨ですね。。
寒さが和らぐし、湿度も高いので、室内で過ごすには快適です。

さて、こども工作部、今月は21日です。
毎回「今日は何するのかな」と、みんなそわそわしながら来てくれます。
小学生は宿題をして、みんなでおやつのおむすび食べて、工作開始。
片付けが終わっても「帰りたくない」の声多数です。
今、海運堂が、こどものために開催している、唯一の部活動です。
(少しずつ、増やしていきたいと思います。)

今回のテーマが講師のちか先生から届きました。
ご一読くださいー。


 

明けましておめでとうございます!

こども工作部のちか先生こと、駒井知佳子です。
お正月も過ぎて、いかがお過ごしでしょうか?

今年はインフルエンザがシーズン前倒しで猛威をふるっております!お気をつけください。

インフルエンザ、原因はウイルスですが条件があります。
本人にウイルスに負けちゃう体力しかないこと。
ウイルスがやってきても免疫力があれば入って来れないわけです。

手洗い、うがい、加湿、換気、睡眠が大事ですよ。
わたくし、インフルエンザにかかったら一大事ですので年末は「喉が痛ければ寝る!」の生活で乗り切りました!
・・・・って養生道場ですねえ。養生道場、今週16日夜です。こちらのテーマは「風邪に効くツボ」です。
薬膳おむすびはお休みしてお雑煮スペシャルです(^▽^)

さて、こども工作部のテーマは『音を作る♪』
音が出るものを作ります。
楽しいのはそれだけではありません!

みんなで作るからみんなで演奏できるんですよね。
自分の「音」とお友達の「音」、それぞれ違う、重なるとまた別の音、音楽♪になります。
お母様お父様はこどもたちに何作るか教えないでくださいね(^^)

用意するものはいつもののり・はさみ・おてふき・袋です。
他の材料や道具はこちらでご用意します。
年齢の違うこどもたち、一緒に過ごすだけでたくさんの経験をします。
楽しいこともうまくいなかいことも大事な大事な経験です。
大人はつい「それは無駄だったね」とか「するんじゃなかったね」とか言ってしまいがち。
(私も気をつけていますが 、難しいですね。)

こどもたちは大人になるための練習をしています。
うまくいかなかったことも次にうまくいくための練習、試しです。

「次はどうしたらいいのかな」

そう考えられるようになるといいですね。
こども工作部、お母様やお父様の見守りも大歓迎です。
ただにこにことそこいてくれるだけでこどもたちは安心して冒険に出られます。

お時間ありましたらどうぞお越しください。
おとなの分の「おやつのおむすび」も用意しています。
では、本年もこども工作部(と養生道場)、どうぞよろしくお願い申し上げます。


参加ご希望の方は、
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までご連絡ください。

1月21日(水)
16時から17時半(だけどいつもつい長引きます)
会費:1000円

定員は8名です、
人気の講座ですので是非お早目に!
見学も随時受け付けています。

ちょっとしたコツで、写真が上手に撮れる!

海運堂の砂田です。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて今年も海運堂、様々な催しを企画しています。
まだ行事予定表には記載していませんが、
食育の勉強会、身体にやさしいお菓子教室、パン教室、自然食講習会などを
開催できたら、という声が上がっています。
(食べ物ばっかり・・・)
ひとつひとつ、実現していきたいと思います。
「海運堂でこんなことしたい」というアイデアがありましたら、
是非お教えください。

さて今日は、プロのカメラマンによる、「撮影のコツ!講習会」のご案内です。

以前、フィリピンの貧困で学校に行けないこどものための施設「WISH HOUSE」のシンディーさんが
海運堂に遊びに来てくださいました。
そのとき一緒に来ていただいたのが、カメラマンの梅田愛子さん。
「WISH HOUSE」のこどもたちの写真や、
同じくフィリピンにある、冨田江里子さんによる助産施設「バルナバ・クリニック」の写真などを
撮られているということでした。

愛子さんの作品です。
愛子さんの作品です。

今はデジカメやスマートフォンや携帯電話のおかげで、とても気軽に写真を撮ることができますが、
なんせ撮りすぎます。うちもそうです。娘かわいいですから。
でも、もう少し、上手に撮影できればとたまに感じます。
どうせ見返すなら、きれいな状態で残したい。
という話を愛子さんにしたところ、
「ほんの少しの心がけなんです。カメラを固定したり、とる角度を変えてみたり。
それだけで、随分かわります。」とのこと。

というわけで、その、「ほんの少しの心がけ」を、
海運堂で教えていただくことになりました!


■ちょっとしたコツで見違える!撮影講習会
2015年2月8日(日)
会費:1500円
持ち物:お手持ちの写真・動画が撮影できる携帯やカメラ

だいじなだいじなこどもたちの写真・動画。
思わず見返したくなるものにするためのちょっとしたコツを、
プロのカメラマン、梅田愛子さんに教えていただきます。
また、写真を撮影してその場ですぐにWeb上に掲載できる時代ですが、
その際のマナーも一緒に学びます。
簡単に身に付く撮影技術と、安心できる撮影マナーを身につけましょう。

【梅田愛子さんのプロフィール】
1978年兵庫県生まれ。大阪芸術大学 映像学科卒。
2007年まで株式会社CV-Mixでビデオジャーナリスト(企画・撮影・編集を一人で担当)として修行を積む。
情報番組やドキュメンタリーなど50本以上の映像を制作する傍ら、
TV局への番組提供、企業、教育委員会のPRビデオ制作を行う。
2008年から日本映像通信株式会社で映像制作を担当。
2009年からフィリピンにて、セントバルナバスクリニック、WISHHOUSEの継続取材を開始。
フィリピンで活躍する助産師の冨田江里子氏を取材したDVD「平成20年 Phillipine」を発表。
冨田氏のクリニックで手術を必要とする子供たちの広報支援活動も行う。
主な作品は、日本映像通信HP (http://www.mobacha.net)で配信中。


当日、参加者さまどうしで撮り合いっこしながら、
実践を交えながら教えていただきます。
おこさま連れ大歓迎!
参加ご希望の方は
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までご連絡お待ちしています!

海運堂でヨガをします。

こんにちは、海運堂の砂田です。
今日はクリスマスですね。
海運堂のクリスマスイブ、昨日はごはんに豚汁に、白菜と厚揚げの煮物、そして
いただきものの「せこがに」を、近くに住む青年(?)と砂田家で仲良くいただきました。
杵臼を借りてきたり、もち米が届いたり、もうあっという間に年末です。。
今日も変わらず豚汁です。

さて、ヨガのお知らせです。
神戸住吉の自然派フレンチ「ビストロ ヒマワリ」の後藤さんから、
「是非海運堂で、小黒まどかさんのヨガ教室を開いてほしい!」とのお声がありました。

私自身、ヨガの経験は無く、
「ポーズとったりする」程度の知識です。。

そんな初心者の方も歓迎します、とのお言葉をいただきました。
来年1月より、月1回開催する予定です。
ヨガが終わった後は、みんなでおむすびを作っていただきます。
お米は広島県産の無農薬米、
海苔は兵庫家島の乾海苔を用います。
お子さま連れでも大丈夫です、
どうぞ、ご参加ください!

ご希望の方は、
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までご連絡ください。

■海運堂ヨガ教室
1月28日(水)10時半~
会費:1800円(おむすび付き)

::小黒まどかさんより講座紹介::
日ごろの心身の疲れこわばりを 、自分にいたわり 愛情をかけながらとりのぞいていきましょう。
ヨガが初めての方も身体が硬いかたも 、無理のないゆったりした内容です。
元気の種は自分のなかにあります。
一息つく時間とケアの時間に。
ヨガ後にお時間のあるかたは皆でおむすびむすんで、おはなし会。
新しい発見があるかも?
どうぞお気軽にご参加ください。

誰かを喜ばせられる喜び。

こんにちは、海運堂の砂田です。
とても寒い日が続きますね。
海運堂、対流式ストーブを使用しているのですが、
灯油の消費速度があまりにも早いです。。。

先日12月17日水曜日のこども工作部のレポートが届きました。
この日は8人参加してくれました!
ご一読ください。

 


 

こんにちは。

こども工作部講師のちか先生こと、駒井知佳子です。

今日は初めてのお友達が三人も来てくれて、
しかも今まででメンズ率が一番高い工作部でした!

予告では「変化する」がテーマとお伝えしておりましたが、用意したのはプラ板です。
昔、やったことあるお母さん、お父さんもいらっしゃるでしょうね。

マジックで絵を描いて、
トースターに入れると「きゅ~~~~~~~~~~~~~」って縮んでしまうアレです。
今回用意したのは進化したプラ板、
白いコーティングがしてあり、色鉛筆でも書ける秘密兵器です♪
おっと、その前に、早めに小学校から帰ってきたおともだちがお手伝いしてくれたのがおやつづくり。
今日は「おかか」のおむすびです。
もちろん宿題を済ませてからです(*^^*)

いつもはラップで包んでいますが、今日は手でむすびました。
おむすびで有名な森のイスキアの佐藤初女さんのやり方でむすびます。
まないたの上に並べているうちにあら熱が取 れて、手に熱くなくきれいにむすべるんですよ。

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こどもたちがむすんでくれたおむすび、本当に美味しかったです!
プラ板を用意したのはまず、「変化する楽しみ」を体験して欲しいからです。

「縮む」
「厚くなる」
「熱くなる」

見ているとプラ板がぐにゃぐにゃ踊って見飽きません。

理科の実験のように、物が変化するって面白いんだと感じて欲しいんです。
そのうち、「こんな楽しいこと仕事にしたい」って思ってくれたらなお嬉しいですね。

※余談ですがワタクシ鍼灸師ですので、患者さんの身体が鍼やお灸で変化して良くなるのをみるのがとても楽しいです。
患者さんの「あら?」ってお顔見るのも大好きです。
そしてもうひとつ。

今回のメインテーマは「プレゼント♪」
大好きなお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんへのプレゼント作りです。

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いつも貰ってばかりのぼく。わたし。

「お母さんに内緒でプレゼント作ろうね」ということで
工作部のお部屋と台所を隔てるガラス戸は締め切ります。

こどもたちも
「お母さん、こっち見ちゃだめだよ」とか
「お母さん、みかん好きだから」(ということでみかんの絵)とか
もう突然プレゼントして喜ばせる気満々でした。

B6サイズのプラ板が一人1枚ずつ、
それで2つ作っても3つ作っても5つ作っても構いません。
限りのある材料をどういう風に使うかもこうして学んで貰えたらと思います。
(小さくなりすぎた~とか、2つしか作れなかった~~~とか、穴開けパンチがずれた~~~とか、それぞれのかけがえのない体験です 。)
こどもたち、4歳でも誰かを喜ばせたい、って思っているんですね。
家族全員の分を作っているのかな、って思わせられる女の子もいました。
人間って、素敵だなあと思います。
ひとしきりできあがったらラッピングです。
「ふくろも作ろうね」

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はい、いじわるしました。
まず自分でどうやって作るのか試行錯誤して貰いました。

4歳さんには難しいのでぐじゃぐじゃになってからお手伝い。
「のりづけののりが多すぎて入らない~~~」・・・・・予想通りです。
どんどん失敗してください。

様 子をうかがいつつ、できあがったプラ板を紙の上にのせて二つ折りしてみよっか、などと言いながら作ります。
ふくろにもお絵かきしたり、リボンつけたり。

大きいお兄ちゃんたちのラッピングはすごかった!

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お母さん、開けるのもったいなくて先に写真取ってましたね。(^^)

100円ショップで革ひもとか売っていますからぜひストラップにしてください。
3つくらいじゃらじゃらつけるのも可愛いですよ。

自分が作ったものを誰かに喜んで貰える、こんな体験がこどもの自尊心を育てます♪
来年1月のこども工作部は17日水曜日です。
次回でもう4回目!
何にしようかな、寒いので温かいことしようかなあと思いつつ、考えます!


以上、ちか先生のレポートでした。

私自身、プラ板を知りませんでしたが、面白かったです。
オーブントースターの中で一気に小さくなっていく絵をみたある男の子が、
「どれだけちっちゃいものがつくれるんやろ!今度はもっとちっちゃいの作ろう!」
と張り切っていたり。
様々なかたちに切り取ったあとのプラ板を持ってきて
「これ焼きたい」って言うてた男の子もいたり。

こんな「遊び」までちゃんと付き合うこども工作部です。

やりたいことはやる。
時間が推してきても、強制的に終わらせず、早く完成できるように先生やみんなが協力する。
(で、いつも結局遅くなってしまいますが、これでいいと思います。)

プラ板の切れ端や机の上のクレパスを口に運ぼうとする娘をなだめながら見ていたので
ひとりひとりと関わることはできませんでしたが、
みんなの「何書いたら喜んでくれるかな」の気持ちがひしひしと伝わってきて、
うちの娘もお母さんにプレゼントをくれる日が来るのかしらと想像してしまいました。
とても豊かな時間でした。

来月は、1月21日(金)です。
年中さんから小学3年生ぐらいまで。
小学生は放課後一人でくることができます。
宿題して、おやつのおむすびを作って食べて、みんなで工作します。
会費はおひとり1000円です。

お問い合わせ・お申し込みは、
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までお気軽にどうぞ!

こども工作部、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

12月17日のこども工作部は、「変化する」。

こんにちは。砂田です。

12月17日(水)の、こども工作部のご案内です。

こども工作部も次回で3回目。
毎回6~7名のこどもたちが参加してくれています。

次回のテーマが届きましたのでご案内します。
あと3名ほどでしたら空きがありますので、
ご希望の方はご連絡くださいー。


こども工作部のちか先生こと駒井知佳子です。
もうあと3週間足らずでお正月ですね!
おっと、その前に子どもたちには大事なイベント、クリスマスです!

今回のこども工作部のテーマは「変化する」。

何が変化するかは当日までのお楽しみです。
クリスマスらしいものを作ります♪

用意するものはいつもののり・はさみ・袋に加えて
色鉛筆とあれば細めの油性ペンをご用意ください。

油性ペンは無くても構いませんので新たに購入はしないでください。
色鉛筆は海運堂にもありますが、自分のがあれば使いやすいでしょう。
こどもたちのお仕事は「遊ぶ」こと。

楽しかったことも悔しかったことも、うまくいったこともうまくいかなかったことも
大事な大事な経験です。

工作部を終えておうちに帰ってきたこどもたちのお話、
「評価(うまい、上手)」や「アドバイス(こうしたらよかったね)」などはしないでくださいね。
「ただ聞くだけでご両親の意見は言わない」、とても難しいことです。

共感が こどもたちに安心感や自尊心を与えます。

 


 
さて何が変化するんでしょうー!

海運堂 こども工作部

<対象>
幼稚園の年中さん(保育園も)~小学校2,3年生まで。
※お子様おひとりで心配な保護者の方は隣室でお茶を飲みながら見守ってください。

<日時>
12月17日水曜日
16時 ~17時。(工作の時間・側の公園で作品で遊ぶ時間)
17時~17時15分。(お片付けの時間)

海運堂は15時頃から開放しています。
小学生のお子さんは学校から直接いらしてくださっても大丈夫です。
宿題がある場合は一緒に宿題をします。
工作部の前に小さなおむすびを用意しています。(食品アレルギーのある方は事前にお知らせください)

<会費>
おひとりさま1000円

<持ち物>
1.マイはさみ
2.ふた付き容器に入ったでんぷんのり
(チューブ入りはご遠慮ください。今後追加は海運堂で致します。)
3.おしぼり用ハンドタオル
(水で湿らせて手についたのりを拭き取るおしぼりにします)
4.筆記用具
(鉛筆、ボールペン、色鉛筆、クレヨン、子どもが使いたいものをお持ちください。無くても大丈夫です。)
5.ビニール袋
(おしぼりを入れて持ち帰ります)
6.紙袋
(作品を入れて持ち帰ります。A4サイズ前後が入るものをご用意ください。)

※1~4には必ず名前を書いてください。
筆記具は本人がよければ貸し借りOKに致します。勝手に使うことはさせません。

<注意事項>
事故保険には加入しておりません。
2~3名のスタッフで気をつけますが、紙で指を切る、外で走って転ぶ程度の怪我はあるかもしれません。
ご了承頂ける保護者の方のみお申込みください。

おむすび部の会費、値下げします。

こんにちは、砂田です。
来週水曜日はおむすび部とこども工作部です。

おむすび部、今回から会費を値下げさせていただきます。
1000円→500円です。

先日、娘の出産でお世話になった「毛利助産所」のコミュニティ、
「ひなたぼっこ」に初めて参加させていただきました。
上は3歳から、下は1ヶ月半の生まれたて赤ちゃんまで、
お母さんと遊びに来られていました。

みんなでおむすび作って、絵本を読んで、最後は風船あそび。
たくさんのお母さんとお話しましたが、
「家の中で赤ちゃんと二人っきりだとしんどい。
こうして外に出ると気分転換になる!!!!」
というお話をたくさん聞きました。

もちろん私もそうです。
来客が無くて、なんだか赤ちゃんがずっとぐずぐずで、やりたいことが全く進まなくて。
うーんこれは煮詰まった、というときは直ちに外に出るようにしています。
「育児が大変なのは当たり前」とか、
「根性が足りない」という方の気持ちもよく分かるのですが、
私は環境がほとんど全てだと感じています。

こどもにきつい言葉を発したり、叩いたり。
あれ、したくてやってるんじゃないと思うんです。
ちょっとガス抜きできる時間があれば。
ちょっとガス抜きさせてもらえる人がいれば。
そこまで追い詰められなくて済むはずなんです。

私の場合、主人に赤ちゃんを託し、
週に1度合気道のお稽古をしていますが、
それはそれはものすごい解放感です。
ちいさなことなんですが、お稽古の後に娘を見ると、
お稽古前より断然かわいく見えます。

話がずれました。

お母さんと赤ちゃんが息抜きできるように、とはじめたおむすび部、
もっと気軽に来れるようにしたいな、と思いまして。
ですので、次回から500円にさせていただきます。
(もちろん、おこさま連れでない方もご参加いただけます)

次回は12月17日です。
現在2組の方が参加予定です。

みんなでおむすび作って食べて、ほっと一息つきましょうー。

参加ご希望の方は
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までご連絡ください。

 

冬の寒さの迎え方

こんにちは。海運堂の砂田です。
養生道場、12月のレポートと、冬の過ごし方についてちか先生からレポートが届きました!


こんにちは。

養生道場講師のちか先生こと、鍼灸師の駒井知佳子です。

寒くなって参りましたね!

先日の養生道場ではついこないだまで北海道に長期滞在されていた方がいらっしゃいました。
北海道、2度とか3度なので、大阪に帰ってくると温かいんだけどす~す~する!とおっしゃいます。

はい、毛穴開いていますね。
東洋医学では毛穴から風邪(ふうじゃ)が入ると言われています。

通常は寒くなると毛穴をきゅっと締めて産毛がぴん!と立って、皮膚表面の血管がきゅっと収縮して、
大事な体温エネルギーを外に発散させなくします。
賢い!

ところが寒い北海道から突然温かい大阪に帰ってきてしまったのでゆるんでしまいました・・・・。
すきま風吹いてますね。
気をつけないと風邪引きますよ、とお話しつつ、風邪の漢方薬のお話をしたりしていました。

 

「氷に布団をかけても温かくなることはない」
亡くなったお師匠さんが言っていた言葉です。

代 謝が低くて冷たい身体にいくら厚着をしても温かくはなりません。
外からの寒さを防ぐことはできても、自身が氷のままでは「冷たい・・・・・・」となります。

あ、その前に!
うちの患者さん、よく「私冷え性ですか?」と聞いてこられますが、大抵は「運動不足」です。

動いたら温かくなる人は動かなさすぎです。
モーター動かさないと発熱しませんよ~。(><)

氷な身体を温めるには中から温める!

今の季節なら生姜。お肉。香辛料。こういうものがいいですね。
韓国料理のサムゲタンなんか、温める材料ばかり入っています。生姜、ネギ、鶏肉、糯米・・・・・・。
顔に赤みのある、いつも「暑い」と言っている男性には不向きなお料理ですよ。
そして、内臓の働きを活性化するために「お灸」です。

小学生の女の子もお灸♪
小学生の女の子もお灸♪

 

今回は定番の「三陰交」です。

世間では「お灸女子」がブームでせんねん灸という市販品が使われています。
これはシール付き台座の上にもぐさ(お灸の材料)が載っていて簡単にできるんです。

でも高い!ので、
養生道場ではふわふわのもぐさを自分で米粒大に丸めて線香で火をつけて、と本物志向です♪
(専門学校でも1年生にお灸を教えています。)

おばあちゃんのお母さんの時代は自分でお灸をすえていました。
自分で自分にお灸をすえる分には免許いりませんので。
お医者さんにかかるのが贅沢だった時代です。今でも薬局でもぐさ売っているところがあります。

三陰交、婦人科では外せないツボの1つです。

三つの陰の経絡(ツボが並んだ気の通り道)の交わるところです。(1粒で3度美味しいツボですね)
内臓の力をアップするのに欠かせないツボです。
やさしくマッサージしたり、ドライヤーで温めるだけでも効果あります。
常連さんはお灸上手でした!びっくり。

今回はお休みだった受講生さん、
梅雨時に膝が痛かったのでお灸をしたらよくなった、って言っておられました。

どんどんレベルアップしています。

養生道場1月はツボの勉強がメイン になります。
丁寧に説明して、初心者さんでも常連さんといっしょに楽しめるようにしています。

興味のある方は管理人の砂田さーりんにお尋ねください。


「私冷えている」はだいたい運動不足、という指摘・・・

「私冷え性だから」と言いながら
ストーブの前でレッグウォーマーして温かいもの食べてました・・・

動かないとだめですね。
楽して養生なんてできません!
動きます。

1月の養生道場は1月16日(金)です。
19時から21時までです。
おこさま連れの方も多くいらっしゃいます(おこさまにも無料でおむすびと汁物をご用意しています)。
冬の講座の締めくくり。おむすび食べてお雑煮食べて、ツボを学んで新年を気持ちよく過ごしましょうー。

お問い合わせ・お申込みは、
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までお願いいたします。

12月の養生道場

こんばんは。海運堂の砂田です。
もうあっという間に12月になりまして。。

11月30日のクイズ大会、夜のクイズバー共に、無事開催できました。
ありがとうございました!

クイズ大会、「こどもたちが楽しんでくれたらいいなー」となんとなく思っていたのですが、
参加していただいた方がほとんど大人の方でした!
おこさま3名参加してくださったのですが、何だかイメージと違ってしまったかも。。。
ごめんなさい。でもチーム戦で優勝できたもんね!

手作りのケーキを差し入れしてくださったり、
味園クイズ研究会の会長さん(!)が来てくださってクイズバーでひたすら問題を出してくださったり、
みなさんのおかげで、とてもいい会でした。
企画していただいたあみけんさん、改めて、ありがとうございました!

さて、12月の養生道場は5日に開催しました。
(いつもは第3金曜ですが、今回は変則でした。)
今回は7名ご参加いただきました。ありがとうございました。

今回のおむすびは、菜めしおむすび。
大根葉、こんにゃく、さといも、こんぶ、いりこ、ごまを炊き込みます。
いつも豪華・・・!

さすがに入りませんでした
さすがに入りませんでした

炊飯器に入らなかった大根葉は、
炒めてあとでおむすびとあわせました。

ご飯と一緒に炊き込んだ緑と、後から加えた緑の色がきれい!
ご飯と一緒に炊き込んだ緑と、後から加えた緑の色がきれい!

そして汁物ですが、今回はいつもの味噌汁、ではなく、
「グラーシュ・ズッペ」。
ハンガリーの伝統食である、パプリカがたっぷり入ったスープです。

鶏肉、ベーコン(無塩せき)、玉ねぎ、にんにく、トマト缶、じゃがいも、パプリカ、
ピーマン、しめじ、パプリカ粉、タイム、砂糖、塩こしょう。
煮込んだ後にオリーブオイルでさらにコクを出しました。

「12月はクリスマスでしょ?緑の大根葉、鶏が入った赤のスープにします♪」
とレシピを考えてくださったのはいつものちか先生です。

最初の1時間は、おむすびとスープをいただきながら、
この1か月の自分の身体を振り返ります。
「どこか痛いところはなかったかな」
「気分はどんな感じだったかな」

今書いてて思いましたが、
こうしてたまに立ち止まり、自分の身体のことを振り返ってみる時間は貴重だなと。
調子が悪いときはわかるけど、それ以外はあまり意識しないですよね。。

1か月の振り返りが終わったら、今度はワークの時間。
今回は、冷えに効くツボにお灸をすえてみました。

みなさん気持ちよさそうでした
みなさん気持ちよさそうでした

みなさん、もぐさと線香でお灸ができるようになりました。

ちょっと体調がすぐれないな、というときに、自分で自分のメンテナンスができる。
自分と家族のホームドクターを目指して、来月も開講いたします。

来月は、1月16日(金)です。
はじめての方もそうでない方も、ぜひお集まりください。

来月は、お雑煮ですよ!

度量衡(どりょうこう)をつくる

こんにちは、海運堂管理人の砂田です。
毎月(といってもまだ2回ですが)好評のこども工作部、
今月のレポートがちか先生から届きました。

「ああ、こんなことまで考えて、講座を組み立ててはるんやなー」とびっくりしました。
人が育つのを見守ることが本当に好きで、
一度「よしここは私が」と手を出したら、最後までちゃーんと見守ってくれる先生です。

こども工作部の解説です。
どうぞ、ご一読ください。


 

こんにちは。
こども工作部のわくわくさん♪こと、ちか先生です。
(わたくし自身はのっぽさんとゴン太くん世代です。)

随分前の先日のこども工作部、こどもパワー爆発でした。
新聞紙を使ったワークショップは何回かしているんです。毎回、最後は「ハムスター」です。いつ見ても楽しそうです。
さて、工作部当日のレポートはさーりんが書いてくれましたので今回は解説です。
(さーりんのレポートはこちら

まず、今回はお母さんが二人見守ってくださっていました。ありがとうございます!
大人が見守ってくれている中で好きなだけ遊べる、というのはこどもにとって至福の時です。

はいはい始めた赤ちゃんが
後ろを振り返り振り返りお母さんがいることを確認しながら遠くへ行こうとするように
こどもたちは安心してはじけることができました。
で、タイトルの度量衡(どりょうこう)って何かと申しますと「物を測る単位のこと」です。

度はドレミのド、ではなく、「長さ」。
量は「体積」。
衡は「重さ」。
だそうです。知りませんでした!(ウィキペディアで調べるまで)

「ものさし」だと思ってましたよ。はい。
こどもたちの「ものさし」をつくりたかったんです。
新聞紙でお友達やちか先生の身体を包もうとします。
・・・・「足りない」「短い」

「二枚つなげたらいいんじゃない?」というとつなげ始めます。
それを見た別のお友達はまねし始めます。
学校の試験では「カンニング」は罪ですが、生きる現場ではありです。(笑)
先人の知恵を学びましょう。

やっているうちに
このくらいの長さ、このくらいも幅、とだんだん「自分の中の『ものさし』」ができあがってくるんですね。
『このくらいかな?』

2014111916520000

大人は結構適当にやってますけれど、これってすっごい経験の積み重ねなんですよ。
こどもは未完成で生まれてきます。
「こどもの仕事は遊ぶこと」よく言ったもんです。

UFOキャッチャーってこどもの発達に近いです。

目と腕・指・身体全体の連携を測り、だんだん上手に使えるようになります。
頭で「こうしたらあのぬいぐるみ取れる」と計算してもそう簡単に取れないものです。
練習が必要です。
練習しているうちに小脳をはじめとした神経や筋肉が回路を作ります。
見ていたお母さんは「失敗したら可哀想と思ってすぐ手を出しちゃう」みたいなことおっしゃってました。

お母さんは小さい頃に自分の遊びの中で「自分のものさし」を作りました。
こどもたちにも「ものさし」を作る時間が必要です。
「教えて貰わないとわからない」ではなく、「何となく、こんくらいじゃないかな」という自分だけのものさし、こどもも大人も日々作っていけたらいいですね。
(わたしも日々、ものさし更新中でありたい!)

遊んで遊んで遊んで、失敗も遊びのうち。
ゲームは「負ける時がある」から面白いんですよね。
連勝になったらつまらない。

うまくできないのも楽しいんです。
小さいこどものうちに、失敗を失敗と思わないうちに、たくさん失敗させましょう。

失敗ではなく「試行錯誤」。
大人になった時に新しいチャレンジをする時に「このくらいかな」と自分のものさしを使えるように。
まず小さなことで練習です。

新聞紙とホッチキス、安いもんです。(こども工作部の受講料千円かかりますけど。)

でも
今ののびざかりの身体を楽しむ時間はプライスレス。
年齢の違うおともだちとわいわい遊ぶ時間もプライスレス。
※priceless=値段がつけられないほど貴重な価値のあるもの。

写真 1 (3) (2)
12月のこども工作部は残るものを作ります♪

お申し込み・お問い合わせは管理人のさーりんまで。


 

 

こどものための妊活講座で感じたこと。

こんにちは。海運堂管理人の砂田です。

11月26日「こどものための妊活講座」開講しました。
受講者さまはおひとりでしたがあまりにも濃密な時間でした。

講師の鍼灸師・ちか先生の計らいで、冨田江里子さんにお越しいただきました。

冨田江里子さん
1967年大阪に生まれる。看護師・助産師。
1993年、青年海外協力隊でモルジブ共和国の地方病院に2年間勤務。
1997年から夫の植林事業(NPO)に付き添いフィリピンに暮らす。現地の貧しい母子が置かれている状況に、2000年バルナバクリニックを作り現在に至る。
(『フィリピンの小さな産院から』石風社・著者紹介より)
(ブログはこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko

今網膜剥離の治療のため一時帰国されていらっしゃいます。
今年6月の冨田江里子さん講演会@大阪でお話を初めて伺いましたが、
何と自宅に来ていただけるとは思ってもみませんでした。

そして、産婦人科医の西村先生にもお越しいただきました。

で、受講者さんはなんと助産師さん。

産婦人科医おひとり、助産師おふたり、鍼灸師(不妊治療専門)おひとりが会したわけです。
結果、素人は私だけでした!ので、「こどもの妊活」についてたっぷり教えていただきました。

・骨盤のかたち
女性は成熟すると骨盤が横長になるが、今、幼児体型の女性が増えている。
骨盤が、こどものときの真ん丸な形のまま、成長しない。
その原因は、筋力の低下。
床からの立ち座りをしない、歩かない、体仕事をしなくなった、などが原因。
真ん丸だとなぜ困るか?
お産のとき、赤ちゃんが出てきにくい。筋力がないので自分で産みにくい。

・切迫早産の診断を受けているのに、いざ産むときは陣痛促進剤、の訳は?
筋力の低下で、おなかの赤ちゃんを支えることができない。
赤ちゃんが早期に下がってきてしまう。
切迫早産の危険があるので、動かないように指導される。
ますます筋力が低下する。
いざ陣痛がきても、筋力が低下しているので自分で産めない(微弱陣痛が続く等)。
結果、陣痛促進剤でお産を促すことになる。

・子宮のトラブルを抱えている人が増えている
早期卵巣機能不全・生理痛がひどい・生理不順・PMSの人が増えている。
結婚し、いざ産もうと思ったらもう産めない。
血液検査で卵の数が分かる。ので、早期に検査ぐらいはしておくべき!

・知る機会、の問題
35歳を過ぎると、どんどん卵の質が低下する。
妊娠・出産共にリスクが上昇する。
ということを、35歳を過ぎてから知ると、どうしようもない。
妊娠・出産・子育てを知る機会がとても少ない。
いざ自分が妊娠しない、と気づいてから、不妊の勉強をすることになる。
若いうちに知っておけば、参考にすることができる。
年齢を重ねると妊娠が難しくなる、ということを理解した上で、初産が35歳を過ぎるのは本人の自由。
「早いほうがいいって知っていたら、もっと早くに妊娠を考えた!」ということを避けたいけれど、
知る機会がないのでどうしようもない。

と箇条書きで書かせていただきましたが、
このようなことを(私が)教えていただきました。

私自身、妊娠してからお産の勉強をしました。
(私は妊娠時、助産所にかかっていたので、幸いたくさん学ぶことができました)
食品添加物を避けること、筋力が衰えがちなので毎日2時間歩くこと、
お腹と足首は絶対に冷やさないこと、あまり難しいことは考えないこと、などなど。
そして何より、「自分で産む」という気持ちをもつこと。

幸い6時間という短い時間でのお産でしたが、
産んだら産んだで「どうやってだっこするんですか」状態。
赤ちゃんに触れる機会がないと、こうなりますよね。

この講座で個人的に強く感じたのは、
高校・大学生のうちに、妊娠・出産について知る機会があるほうがいい、ということでした。
将来、結婚するか、こどもを授かるかはわかりません。
ただ、いざこどもを授かろうと思ったときに、手遅れだった、ということを避けたい。
知識として知っておけば、選択ができます。対策ができます。

そのような学びの場所がほしいです。
なら、海運堂でやるのが手っ取り早いですね!
ちか先生と相談して、いつか実現しようと思います。
(ちか先生、また仕事増やしてすみません)

当事者にも、そうでない人にも、
妊娠と出産・育児を身近に感じてほしいです。
みんな、おなかから産まれてきたわけですから。
その機会を作るのが、海運堂のお役目だと思いました。