先日の養生道場

こんにちは、砂田です。
気づけば最終更新日が5月2日でした。ああ。。。
Twitterではまめに状況をお伝えしているので、
もしよければそちらも合わせてご覧ください。

先週金曜日は養生道場でした。
参加者さまはおとな3名と、おこさま3名でした。
おとなは全員医療関係の方々でした。びっくりです。
海運堂の活動をしていていつも思うのですが、たいてい私が一番素人です。

この日は骨折した女の子が来ていたので、
ギブスをしていてもできるケアも学びました。
養生道場は、体調が優れない参加者さんが主役です。
その人をいたわりながら、みんなで学びます。

レポートがちか先生から届きました。


【楽して晴れた身体でいてね】

こんにちは。鍼灸師の駒井知佳子です。

先日は養生道場でした。

今回の薬膳おむすびは豚肉とスナップエンドウです。

甘めのお味噌にくるみを混ぜて、
GW明けの身体にスタミナのつく豚肉を、
今が旬のスナップエンドウのコリコリした歯ごたえを楽しんで頂けたら、と思って作りました。

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さて、最近の私の臨床テーマは「身体感覚の同調」です。
感覚が相手に及ぼす影響は考えていたよりもずっと大きいのです。

ある体調不良のお母さんとお子さんのお話です。お母さん、服薬治療だけでなく、鍼灸治療も試し始めました。
その日は幼稚園のお子さんもご一緒。ぐずり屋さんの甘えたさんなのでなかなか大変です。
幼稚園の体育で疲れたのもあり、「帰る」の一点張り。
お母さんの治療が始められません。

やっとのことで「10分だけ」と言って治療を始めました。

仰向けで軽い調整、
うつぶせでここが本丸、というところに手技をかけたんです。
「痛い!こそばい!」
その瞬間、お子さんが笑い始めました。
すっごいご機嫌で。
そんなすっきりした笑顔、見たこと無いぞ。
ぐすっていたのが嘘のよう。
ああ、お母さんの不調に同調していたんですね。
なんだかわからないけれど嫌な感じ。
でも何が原因かわからないから「帰る」とか「疲れた」とか。考えつく理由でごねていたんでしょう。

なんとなく、私の体調が悪い時にぐずりが激しいなあと、うすうす思ってたんです・・・・・そうお母さんもおっしゃっていました。
昔、幼稚園で働いていた時に思っていたことがあります。

専業主婦のお母さんと働いているお母さんと子どもにとってどっちが幸せなのか。
どっちでもなくて、
お母さんが楽しそうなのがいいんだなあと、子どもたちの会話からしみじみ感じました。

しんどいのを我慢して家事と仕事をこなそうとがんばるよりも、
省略できるとことは省略して、ゆったりご機嫌がいいなあと思います。
おうちの中の「太陽」が陰っては動物も植物も困ります。

楽して晴れていてくださいね♪
養生道場、最近は「疲れた身体の癒しあいっこ」になっています。
調えられた場所で
身体にやさしいご飯を食べて
お互いをいたわり合って       ・・・・・・うーん、素敵です。

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お互いを癒すパワーってみんな持っているんですよ、そうお伝えできたらいいなと思います。
いつもありがとうございます。