度量衡(どりょうこう)をつくる

こんにちは、海運堂管理人の砂田です。
毎月(といってもまだ2回ですが)好評のこども工作部、
今月のレポートがちか先生から届きました。

「ああ、こんなことまで考えて、講座を組み立ててはるんやなー」とびっくりしました。
人が育つのを見守ることが本当に好きで、
一度「よしここは私が」と手を出したら、最後までちゃーんと見守ってくれる先生です。

こども工作部の解説です。
どうぞ、ご一読ください。


 

こんにちは。
こども工作部のわくわくさん♪こと、ちか先生です。
(わたくし自身はのっぽさんとゴン太くん世代です。)

随分前の先日のこども工作部、こどもパワー爆発でした。
新聞紙を使ったワークショップは何回かしているんです。毎回、最後は「ハムスター」です。いつ見ても楽しそうです。
さて、工作部当日のレポートはさーりんが書いてくれましたので今回は解説です。
(さーりんのレポートはこちら

まず、今回はお母さんが二人見守ってくださっていました。ありがとうございます!
大人が見守ってくれている中で好きなだけ遊べる、というのはこどもにとって至福の時です。

はいはい始めた赤ちゃんが
後ろを振り返り振り返りお母さんがいることを確認しながら遠くへ行こうとするように
こどもたちは安心してはじけることができました。
で、タイトルの度量衡(どりょうこう)って何かと申しますと「物を測る単位のこと」です。

度はドレミのド、ではなく、「長さ」。
量は「体積」。
衡は「重さ」。
だそうです。知りませんでした!(ウィキペディアで調べるまで)

「ものさし」だと思ってましたよ。はい。
こどもたちの「ものさし」をつくりたかったんです。
新聞紙でお友達やちか先生の身体を包もうとします。
・・・・「足りない」「短い」

「二枚つなげたらいいんじゃない?」というとつなげ始めます。
それを見た別のお友達はまねし始めます。
学校の試験では「カンニング」は罪ですが、生きる現場ではありです。(笑)
先人の知恵を学びましょう。

やっているうちに
このくらいの長さ、このくらいも幅、とだんだん「自分の中の『ものさし』」ができあがってくるんですね。
『このくらいかな?』

2014111916520000

大人は結構適当にやってますけれど、これってすっごい経験の積み重ねなんですよ。
こどもは未完成で生まれてきます。
「こどもの仕事は遊ぶこと」よく言ったもんです。

UFOキャッチャーってこどもの発達に近いです。

目と腕・指・身体全体の連携を測り、だんだん上手に使えるようになります。
頭で「こうしたらあのぬいぐるみ取れる」と計算してもそう簡単に取れないものです。
練習が必要です。
練習しているうちに小脳をはじめとした神経や筋肉が回路を作ります。
見ていたお母さんは「失敗したら可哀想と思ってすぐ手を出しちゃう」みたいなことおっしゃってました。

お母さんは小さい頃に自分の遊びの中で「自分のものさし」を作りました。
こどもたちにも「ものさし」を作る時間が必要です。
「教えて貰わないとわからない」ではなく、「何となく、こんくらいじゃないかな」という自分だけのものさし、こどもも大人も日々作っていけたらいいですね。
(わたしも日々、ものさし更新中でありたい!)

遊んで遊んで遊んで、失敗も遊びのうち。
ゲームは「負ける時がある」から面白いんですよね。
連勝になったらつまらない。

うまくできないのも楽しいんです。
小さいこどものうちに、失敗を失敗と思わないうちに、たくさん失敗させましょう。

失敗ではなく「試行錯誤」。
大人になった時に新しいチャレンジをする時に「このくらいかな」と自分のものさしを使えるように。
まず小さなことで練習です。

新聞紙とホッチキス、安いもんです。(こども工作部の受講料千円かかりますけど。)

でも
今ののびざかりの身体を楽しむ時間はプライスレス。
年齢の違うおともだちとわいわい遊ぶ時間もプライスレス。
※priceless=値段がつけられないほど貴重な価値のあるもの。

写真 1 (3) (2)
12月のこども工作部は残るものを作ります♪

お申し込み・お問い合わせは管理人のさーりんまで。


 

 

こどものための妊活講座で感じたこと。

こんにちは。海運堂管理人の砂田です。

11月26日「こどものための妊活講座」開講しました。
受講者さまはおひとりでしたがあまりにも濃密な時間でした。

講師の鍼灸師・ちか先生の計らいで、冨田江里子さんにお越しいただきました。

冨田江里子さん
1967年大阪に生まれる。看護師・助産師。
1993年、青年海外協力隊でモルジブ共和国の地方病院に2年間勤務。
1997年から夫の植林事業(NPO)に付き添いフィリピンに暮らす。現地の貧しい母子が置かれている状況に、2000年バルナバクリニックを作り現在に至る。
(『フィリピンの小さな産院から』石風社・著者紹介より)
(ブログはこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/barnabaseriko

今網膜剥離の治療のため一時帰国されていらっしゃいます。
今年6月の冨田江里子さん講演会@大阪でお話を初めて伺いましたが、
何と自宅に来ていただけるとは思ってもみませんでした。

そして、産婦人科医の西村先生にもお越しいただきました。

で、受講者さんはなんと助産師さん。

産婦人科医おひとり、助産師おふたり、鍼灸師(不妊治療専門)おひとりが会したわけです。
結果、素人は私だけでした!ので、「こどもの妊活」についてたっぷり教えていただきました。

・骨盤のかたち
女性は成熟すると骨盤が横長になるが、今、幼児体型の女性が増えている。
骨盤が、こどものときの真ん丸な形のまま、成長しない。
その原因は、筋力の低下。
床からの立ち座りをしない、歩かない、体仕事をしなくなった、などが原因。
真ん丸だとなぜ困るか?
お産のとき、赤ちゃんが出てきにくい。筋力がないので自分で産みにくい。

・切迫早産の診断を受けているのに、いざ産むときは陣痛促進剤、の訳は?
筋力の低下で、おなかの赤ちゃんを支えることができない。
赤ちゃんが早期に下がってきてしまう。
切迫早産の危険があるので、動かないように指導される。
ますます筋力が低下する。
いざ陣痛がきても、筋力が低下しているので自分で産めない(微弱陣痛が続く等)。
結果、陣痛促進剤でお産を促すことになる。

・子宮のトラブルを抱えている人が増えている
早期卵巣機能不全・生理痛がひどい・生理不順・PMSの人が増えている。
結婚し、いざ産もうと思ったらもう産めない。
血液検査で卵の数が分かる。ので、早期に検査ぐらいはしておくべき!

・知る機会、の問題
35歳を過ぎると、どんどん卵の質が低下する。
妊娠・出産共にリスクが上昇する。
ということを、35歳を過ぎてから知ると、どうしようもない。
妊娠・出産・子育てを知る機会がとても少ない。
いざ自分が妊娠しない、と気づいてから、不妊の勉強をすることになる。
若いうちに知っておけば、参考にすることができる。
年齢を重ねると妊娠が難しくなる、ということを理解した上で、初産が35歳を過ぎるのは本人の自由。
「早いほうがいいって知っていたら、もっと早くに妊娠を考えた!」ということを避けたいけれど、
知る機会がないのでどうしようもない。

と箇条書きで書かせていただきましたが、
このようなことを(私が)教えていただきました。

私自身、妊娠してからお産の勉強をしました。
(私は妊娠時、助産所にかかっていたので、幸いたくさん学ぶことができました)
食品添加物を避けること、筋力が衰えがちなので毎日2時間歩くこと、
お腹と足首は絶対に冷やさないこと、あまり難しいことは考えないこと、などなど。
そして何より、「自分で産む」という気持ちをもつこと。

幸い6時間という短い時間でのお産でしたが、
産んだら産んだで「どうやってだっこするんですか」状態。
赤ちゃんに触れる機会がないと、こうなりますよね。

この講座で個人的に強く感じたのは、
高校・大学生のうちに、妊娠・出産について知る機会があるほうがいい、ということでした。
将来、結婚するか、こどもを授かるかはわかりません。
ただ、いざこどもを授かろうと思ったときに、手遅れだった、ということを避けたい。
知識として知っておけば、選択ができます。対策ができます。

そのような学びの場所がほしいです。
なら、海運堂でやるのが手っ取り早いですね!
ちか先生と相談して、いつか実現しようと思います。
(ちか先生、また仕事増やしてすみません)

当事者にも、そうでない人にも、
妊娠と出産・育児を身近に感じてほしいです。
みんな、おなかから産まれてきたわけですから。
その機会を作るのが、海運堂のお役目だと思いました。

 

11月30日(日)の午後はクイズ大会です!

こんにちは、海運堂管理人の砂田です。

そう!
あたためていた企画の詳細が決まりました!

海運堂チラシは基本手書きです
海運堂チラシは基本手書きです

**********************
「あみけんプロデュース クイズ大会」!!

■日時 11月30日(日)14時から17時
(終了後もだらだらクイズbarが始まるかも)
■料金 おひとり500円
**********************

西宮市は夙川の少人数・個別指導塾「キューラボ」の塾長、あみけんさんが企画してくださいました。。
趣味はクイズ。2013年アタック25に夫婦で出場して優勝。地中海クルーズ獲得。
ボードゲームも好きだそうです。(海運堂で月に一度開催されている「カタン会」にも参加)
と、根っからのクイズ・ゲーム好きで。

たっぷり3時間、遊んでくださいー。
おとなもこどもも大歓迎です。

準備の都合上、お越しの方は管理人までお声がけください。
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までご連絡ください。

海運堂に雪が降りました。

こんにちは。海運堂管理人の砂田です。

昨日はおむすび部とこども工作部でした。

おむすび部、3か月の男の子、1歳になったばっかりの男の子と、それぞれのお母さんが来てくれました。

今回は一緒におむすび結びました。

写真 1 (2)
姫路家島 中村さんの海苔で包みます

手にまんべんなく塩をして結びます。
ごはんの熱が塩を溶かし、
手にごはん粒がつかないんです。

手にお水をつけるのは、最初の1回だけ。
何度もお水をつけると、ごはんがべちゃべちゃし、
保存状態も悪くなります。

おむすび、本来は携行食ですもんね。
ある程度塩をしっかり効かせて、梅干しを包むことで、
傷みにくくなります。

ということで、砂田家のお弁当はいつも梅干しのおむすびです。
(今日は私が寝坊したので、日の丸弁当でした)

うちの娘含めて3人の赤ちゃんをみながらの昼食でしたが、
3人とも授乳したりあやしたりしながら、
1時間以上かけておむすびとおみそしるをいただきました。
(のんびり食べるので、私ともう一方はおむすび4つも食べてしまいました)

12月は4日(木)、17日(水)の予定です。
ほっと一息、おひるごはん食べにぜひいらしてくださいー。

で!そのあとのこども工作部がすごかった。

今日は6名参加でした。

小学生は、まず宿題をして、そのあとおやつのおむすびをいただきます。

おやつのおむすび
おやつのおむすび

ちか先生から発表された今日のテーマは

「新聞紙で、おたがいを包み合いっこ!」

!!

ちか先生、身体はっています。。。
ちか先生、身体はっています。。。

自分をつつみたい子
お友達をつつみたい子
きれいなかんむりをていねいにつくる子
とりあえず武器をつくる男子

みんな、ホッチキス片手に自由につつみます。

「赤ちゃん動き回ってつつめない!」よね・・・
「赤ちゃん動き回ってつつめない!」よね・・・

みんな思う存分新聞紙と戯れたあとは

ちか先生「最後に、雪が降ってきます」

??

みんなで新聞を好きなだけ、ビリビリ破ります。

両手いっぱいに新聞紙かかえて、

「3,2,1!」

今日一番の盛り上がり
今日一番の盛り上がり

これ、みんな何回もやってました。

雪と戯れるみんな。「まるでハムスター」とちか先生
雪と戯れるみんな。「まるでハムスター」とちか先生

最後はみんなで雪を集めてお片付け。

工作ってほら、机の上で静かに指先動かして、
作品作り上げるもの、って勝手に思っていました。

新聞紙と戯れるだけで、学びはたくさんありました。
新聞紙に包まれるとあたたかい。
ぐるぐる巻きにすると棒になる。
びりびり破ると気持ちいい。

またひとつ、勉強になりました。

これも工作なんだなぁ、と
降ってくる新聞紙を眺めておりました。

さすがにご家庭でこれをするとなると、
お母さんの負担が大きい。
(帰ってきたら新聞紙のくずだらけ、では、お母さん、ちょっと辛い。)

その、「家ではちょっと大変なことになるけど、是非体験してほしいこと」を
海運堂で体験していただければな、と思います。
歳の違う友達と、好きに遊んてほしい。
保育園や幼稚園ほど大したことはできませんが、
(まだお母さん歴9か月ですし、一人ですし)
こどもたちがちょっと息抜きできればいいなと思います。

来月のこども工作部は12月17日です。
今度のテーマが楽しみですー。

ご希望の方は、
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までご連絡ください。

養生道場、おへそにお灸しました!

こんにちは。海運堂管理人のさーりんです。
先週金曜日の「養生道場」レポートがちか先生から届きました!
ぜひご一読ください。


 

こんにちは! 養生道場講師のちか先生です。

毎回毎回、海運堂のブログをジャックしております。
11月14日は養生道場冬の講座の第一回でした。
講座に出ていない方にも冬の過ごし方を知って頂けたらいいな、と思ってのレポートです。

まず薬膳おむすび!
「秋刀魚と銀杏の薬膳おむすび」です。(最後にレシピ入れています)

さんま2尾!
さんま2尾!

養生道場ではおむすびと味噌汁(今月は山口豆腐店の油揚げと下仁田ネギ)を食べながら
受講生さんの1ヶ月間の体の悩みや疑問をお話して頂きます。

写真 3

まず、顔に熱のトラブルがあった方がお二人。
どちらも「胃」に熱があった可能性ありです。対処方は患部から離れたツボになります。

そして、手足の冷えについての質問が。

ごめんなさい!時間が無くてお答えするのを忘れておりました。
ここでお答えさせて頂きます。
(受講生のみなさま、詳しくは来月にさせてくださいね。)

手足が冷たい理由はおおまかに3つあります。
1 外気に冷やされた
2 温める力が弱い
3 指先の血管が収縮しやすい

1は温めたらすぐ解消します
2は体の温める力をアップしなくてはなりません。運動や温める作用のある物を食べます。
3は緊張しやすい方や貧血ぎみの方、運動不足の方に見られます。

冷えから関節の痛みを伴うことも多いです。
そういう場合は患部を温めるだけでなく、お腹や腰も温めるといいですよ。

ということで、
養生道場ではお互いの身体をほぐすワークをしました。
まったりとした空気が流れます・・・・・

それから「おへそのお灸!」

もぐさの香りが落ち着きます
もぐさの香りが落ち着きます

おへそは「神けつ」というツボです。
とても大事なツボですが、針はしてはいけません。お灸も化膿させるものはだめです。

なので、おへその上に布(キッチンペーパー)をのせた上に塩を盛り、その上に艾(もぐさ)を載せて火をつけます。
※塩がこぼれないように段ボールで作った輪っかの中に塩を入れます。
お塩にじんわり熱が加わって気持ちいいんです!

幼稚園の男の子も「僕もやる」と!気持ちよさそうでした
幼稚園の男の子も「僕もやる」と!気持ちよさそうでした\\/

おへそは身体の中心、ここを温めることによって内臓の調子をよくできます。

先ほどの「温める力」の弱い人には熱エネルギーを、
緊張しやすい人にはほっこりやすらぎを、
外気にさらされてすっかり冷えちゃった人はおうちに帰ったら冷気を吹き飛ばすために
おへそにお灸です。
「腸が動いてる!」という声もありました。

みんなでわいわいやっているとすぐに終わってしまう2時間。
いつも最後はとてもなごやかな空気になります♪

養生道場もいろいろありましたが1年経ちました。いらしてくださった方々、ありがとうございました。

今後も大事な人のホームドクター養成講座としてがんばって参ります♪
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

で、私、専門は婦人科系、不妊治療です。(でもなんでも診ます。)
11月26日の夜には「小さな女の子を持つお母さんに知って欲しい、妊活講座」をやります。(詳細はこちら→http://goo.gl/PKfWbq

運動、食事、睡眠、環境・・・・昔と違ってきたことで随分と身体は変化してしまいました。
昔みたいな骨盤が横に広い子が減って、まんまるい骨盤の子が増えてきています。(データで出ています。)
産みにくい形です。

小さいうちから自分の身体を大事にすることを知っていて欲しいです。

お申し込みは管理人さーりんまでお願い致します。
<秋刀魚と銀杏の薬膳おむすび レシピ>

☆材料☆ 3合 ※注:5合炊きで3合くらいが限界です。

白米 2合
玄米 1合
しょうゆ 大さじ1 ・ 塩 小さじ1 ・ 酒 大さじ3
秋刀魚 2尾(お腹は掃除しておく。頭は落とさない。)
しょうが 20g(千切りにします。)
切干大根 40g(キッチンはさみで1cmくらいに切る)
ごぼう 60g ・ にんじん 60g ・ まいたけ 60g
銀杏 適当
すだちもしくはゆず 1個

☆作り方☆
1.玄米は6時間前に水に漬けておきます。長く漬けると発芽して栄養価が上がります。
2.秋刀魚の下ごしらえ:お腹を掃除します。頭は切り落とさず、二等分にします。
塩をして30分置いて水気を抜きます。秋刀魚を魚焼きグリルでこんがり、しっかりパリパリに焼きます。
3.材料を切ります。
ごぼうとにんじんとまいたけの大きさはおむすびを作るなら厚みは3mm、長さは1.5cmくらいがむすびやすそう。
お茶碗で食べるならぜひゴロっと大きくしてください。
素材のそれぞれの歯ごたえの違いが楽しめます。
4.お米(白米と玄米)を分量の水に漬け、調味料を足します。
5.切った材料(銀杏とゆず以外)を入れます。秋刀魚は最後にそっと載せます。
6.炊飯器スイッチオン!
7.銀杏の殻をむきます。小なべに少量の水を入れて銀杏を転がすようにして火を入れます。皮を剥きます。
8.ご飯が炊きあがったら秋刀魚を取り出し、頭と骨を外した身をほぐしてご飯に混ぜます。
9.銀杏を混ぜ込んでできあがり!
すだちは半分に切ってお好みで果汁をかけてください。ゆずは皮をすり下ろして振りかけても美味しいです。


 

ちか先生のレポートでした。

来月の養生道場は12月5日金曜日です。
おいしいおむすびを食べに・・・いやいや自分と家族のホームドクター目指して、
是非お越しください。
あたたかいおむすびと汁物をご用意してお待ちしています!

今週のこども工作部とおむすび部のご案内

こんにちは。海運堂管理人の砂田です。

土曜日は有志で夜ごはん会、
お泊りの方おひとり、
日曜の朝はリベルタ学舎ミドリ部さんの「おうち緑化計画」の講座、
来年1月に開催する寄席の演者さんとの打ち合わせ、
おともだち家族の来客
昼からは管理人と管理人主人で合気道のお稽古

と、こうやって書き出すと本当にいろんなことがあった週末でした。
いろんな方に会えて楽しかったです。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。

さて今週の水曜日(11月19日)は、
12時からおむすび部(0歳、1歳、4歳とそのお母さん方3組がご参加予定)
16時からこども工作部(7名参加予定)
です。

みんなでおむすび作って食べて、
のんびりあそんでいたら小学生が帰宅。
一緒におやつのおむすび(またおむすび!)を食べて、
小学生が宿題を始めます。
16時になればこどもたちが本気で工作に取り組みます。

大家族みたいな一日になればいいなと思い、
あえて同じ日に開催することにしました。

さて今回の工作部のテーマがちか先生から届きました。
詳細も合わせてご案内いたします。

************

こども工作部講師のちか先生です。

今月のテーマは「つつむ」です。

さあ、何をつつむんでしょうね♪
クリスマスが来月に迫っておりますが、プレゼントではありません♪

前回の「はさみ」とはまた違う手や体の使い方をしようと思います。
お友達と過ごす体験をプレゼント致します。

持ち物は前回同様のはさみ・のり・ふくろに加えて、
ご自宅にホッチキスがありましたらご持参くださいませ。

子どもたちが帰ってきたら
「どんなこと感じた?」と思 いを共有してあげてください。

子ども部の最後をしめくくるのはご両親の共感です。
くれぐれも「評価(うまい、上手)」や「アドバイス(こうしたらいい)」などはしないでくださいね。
「ただ聞くだけ」、ロジャース法カウンセリングでいうところの「傾聴」です。
うまく聞けるととんでもないプレゼントが出てきます♪

海運堂 こども工作部
<対象>
幼稚園の年中さん(保育園も)~小学校2,3年生まで。
※お子様おひとりで心配な保護者の方は隣室でお茶を飲みながら見守ってください。
<日時>
11月19日水曜日
16時 ~17時。(工作の時間・遊ぶ時間)
17時~17時15分。(お片付けの時間)

<会費>
おひとりさま1000円

海運堂は3時頃から開放しています。
小学生のお子さんは学校から直接いらしてくださっても大丈夫です。
宿題がある場合は一緒に宿題をします。
工作部の前に小さなおむすびを用意しています。(食品アレルギーのある方は事前にお知らせください)

<持ち物>
1.マイはさみ
2.ふた付き容器に入ったでんぷんのり
(チューブ入りはご遠慮ください。今後追加は海運堂で致します。)
3.おしぼり用ハンドタオル
(水で湿らせて手についたのりを拭き取るおしぼりにします)
4.筆記用具
(鉛筆、ボールペン、色鉛筆、クレヨン、子どもが使いたいものをお持ちください。無くても大丈夫です。)
5.ビニール袋
(おしぼりを入れて持ち帰ります)
6.紙袋
(作品を入れて持ち帰ります。A4サイズ前後が入るものをご用意ください。)
7.ホッチキス

※1~4、7には必ず名前を書いてください。
筆記具は本人がよければ貸し借りOKに致します。勝手に使うことはさせません。

<注意事項>
事故保険には加入しておりません。
2~3名のスタッフで気をつけますが、紙で指を切る、外で走って転ぶ程度の怪我はあるかもしれません。
ご了承頂ける保護者の方のみお申込みください。
<講師>
駒井知佳子

桃の花針灸院院長。鍼灸師で、養生道場の講師でもあります。
なんで鍼灸師なのに?と思われますよね。(^^;)

京都教育大学教育学部美術科を卒業して中学美術・高校美術・高校工芸の教員免許を取りました。(更新していません。)
卒後1年間中学校で美術の非常勤講師をした後、美術教材会社に就職し、学校で使う教材の企画をしていました。
退職後、鍼灸専門学校に通う傍ら西宮市内の私立幼稚園で絵画造形の非常勤講師をし、辞めた現在も制作展のお手伝いを毎年しています。

鍼灸師になり、人間の身体を学べば学ぶほど知れば知るほど「ものづくり」は子どもに必要だと思います。
最近は「みんなで学ぶ」もそれに負けず劣らず大事だと考えています。

講師のちか先生が原案を考えた、幼稚園の今年の制作展風景です。
講師のちか先生が原案を考えた、幼稚園の今年の制作展風景です。

 

ずらり。
ずらり。

************

管理人は何を「つつむ」のかこっそり聞いてしまいました。
え!そんなもの包みますか!とびっくりしました。
こどもたちがはしゃぐ様子が目に浮かびます。楽しみです。

また、おむすび部は同日お昼に開催します。
会費は1000円です。
11時頃からおむすびむすんで、12時頃からみんなでいただきます。
おむすびをむすびたい方は11時ごろ、
ゆっくり食べたい方は12時ごろいらしてください。
みんなでゆっくりおむすび食べながら、ほっと一息つきませんか。

こども工作部、おむすび部ともに若干ですがまだご参加いただけます。
(おむすび部と工作部、どちらもご参加いただくこともできます。)

お申し込み、お問い合わせは
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までお願いします。

では、今週もよい一週間でありますようにー!

11月8日は第2回料理部でした!

こんにちは、海運堂管理人の砂田です。

先週の土曜日、第2回料理部が開催されました。

事の発端は、第1回のピザ教室のとき。
予想以上に盛り上がり、第2回は何をしようかとみんなで話していたときのこと。
参加してくださったお母さんが、
「寒くなったら豚まんもおいしいよねー」と。
え!作れるんですか!教えてください!
というわけで、今回は山崎さんちの豚まんを教えていただきました。

今日のレシピはこちら。

一枚一枚手書きを準備してくれましたー!かわいい
一枚一枚手書きを準備してくれましたー!かわいい

鳥がかわいいです。

生地をこねて、発酵させて、
分割して、具を詰める。
少し寝かせて、蒸し器で蒸します。

みんなで捏ねます。 この日は800グラム捏ねました。
みんなで捏ねます。
この日は800グラム捏ねました。

 

ねぎはこれだけ大きく切っても、熱で溶けるんだとか。
ねぎはこれだけ大きく切っても、熱で溶けるんだとか。

 

具をつめます
具をつめます

 

蒸しあがりー!
蒸しあがりー!

私は豚まんを作ったことがなかったのですが、
思ったより簡単でした!
(ただ、包むのが難しかったです。こればかりは慣れやそうです)

やまもり豚まんも一瞬でなくなりました
やまもり豚まんも一瞬でなくなりました

小学生の男の子は一人で6個も・・・
みんなでわいわい言いながら作ったし、あつあつやし、
余計に美味しいです。
(普段は豚まんをほとんど食べないそうなので、
お母さんがびっくりしていました)

バクバク食べてもらうと、作った甲斐があります。
みんな気持ちいい食べっぷりでした。

この日は、同じ生地を使ってもう1品教わりました。
「糖三角」です。
「タンサンチャオ」と読みます。

黒砂糖と小麦粉を混ぜたものを、同じ生地に包んで蒸すだけ!
包み方が三角なんです。

べ〇ツのマークみたいに成型してねとのことでした
べ〇ツのマークみたいに成型してねとのことでした

初めて食べましたが美味しかったです。
中、あんこみたいでした。
これもあっという間になくなりました。

こどもたちは遊んだり、ぶたまん作ったり、自由にしてもらいました。
こどもたちは遊んだり、ぶたまん作ったり、自由にしてもらいました。

今回は3組ご参加いただきました。
次は1月に開催予定です。
何をするかはまだ決まっていませんが、候補として
・飾り巻き(巻きずし切ったら柄が出てくる)
・クリームパンとミートパン
が挙がっています。
(今回初めてご参加いただいた方が、なんと飾り巻きの先生なのでした!)
また決まりましたらご案内します。

海運堂、だんだん公民館みたいになってきました。楽しいです。
地域のみなさんが集まる場として、これからも公民館目指して?頑張ります。

女の子のからだの話です。

こんにちは、海運堂の砂田です。
突然ですが今日は新しい講座のご案内です。

***************************

「こどものための妊活講座~小さな娘を持つお母さんが知っておきたいこと~」

■日時 11月26日(水) 夜7時~8時半
■会費 2000円(おむすび込み)

■内容

娘を持つお母さんやお父さんにとって、悩み事はつきませんね。
そのうちのひとつが「性」に関することではないでしょうか?

今回の講座は
「女の子はなぜ冷やしてはだめなのか」
「生理痛で悩む娘は大丈夫なのか」など卵巣や子宮について詳しくお話します。
現在の医療では血液検査で卵巣に残る卵の数までわかるんです。

昔と今では随分と生活が違います。
運動、食事、睡眠、生活習慣の変化によって人間の体は昔と変わってきています。

・・・・・「生める体づくり」が必要です。
「妊娠したい時に妊娠できる」ための講座です。
結果的に「望まない妊娠」をしないための講座にもなります。

こどもさんが小さいうちから生める体を育てましょう。
将来こどもを持つかどうかは本人が決めたらいいことですが、
その時になって選択肢がなく悲しんだり、
高い医療費と時間をかけるのは避けたいものです。

 

■講師

駒井知佳子

鍼灸師、京都教育大学教育学部美術科卒。
5年間の高度生殖医療専門病院に勤務ののち、西宮夙川で開業。
桃の花針灸院院長。

■講師からのメッセージ

5年間いわゆる体外受精をしている病院に勤務していました。
若くして卵巣機能が落ちていたり、年齢が高くてなかなか授からなかったり、
悲しい思いをされている患者さんにたくさんお会いしました。
「子どもを授かりたい」と思った時にはもう遅かったり、
もっと知識があれば苦労が少なかったのに、と思われることが多々あります。

今回の講座はそんな悲しい思いをする方を減らしたい!という気持ちから始まりました。

もうひとつは「海運堂の運営資金を作りたい」という気持ちです。
(出ずっぱりなのはそんなわけです。)
海運堂、8月にスタートし手さぐりな運営でさまよっております。
「こどもとおとなが共にここちよく過ごせる場所」でお待ちしております。
詳しくは海運堂のさーりんまでお問い合わせくださいね。

*********************

以上、
講師ちか先生からの講座説明でした。

(そうなんです。居心地がいいとか、こういう場所は必要!とか、
嬉しいお言葉をたくさんいただくようになった海運堂ですが、
運営資金の捻出をあまり考えないで始めたこともあり、ちょっと大変です。
今、いろんな方にご協力いただき、立て直しを図っています。
ちか先生も、海運堂が必要だ、と思ってくださり、
こうしてたくさん講座をしていただいています。)

娘が大きくなり、めでたく就職。
お仕事頑張って、よき伴侶が見つかり結婚。
そしてこどもを授かる予定・・・だったのに?

そう、かなり先の話かもしれませんが、
おこさまが将来こどもを授かりたいと願うときのために、
お母さんが今からできること。

「身体を大事にしてね」のメッセージをより具体的に伝えるために、
女の子のからだについて、勉強してみませんか。
私自身、とても楽しみな講座です。
みなさま(と、みなさまのおこさま)のお役に立てれば、と思います。

今回は、女の子のお母さん向けの内容です。
今後、次のような講座も開講する予定です。

・「いつかはこどもを授かりたいなー」
と考えている、おとなの女性の方向けの妊活講座

・中学・高校生の女の子向けの
性・妊娠にまつわる講座

どちらも、ライフスタイルを強制するようなものではありません。
(学生さん向けの講座でも、婚前交渉禁止です、なんてことは言わないです。
ちか先生曰く「言ってもムダ」だそうな。)

知識を身につけて、それをどう生かすか。
「知っていればこんなことしなかった」の後悔を減らしたい、という思いです。

こんなお話を聞いてみたい、などのご意見がありましたら、
こちらのメールにお返事いただければと思います。

講座のお問い合わせ・お申込みは、
メール: info@kobe-kaiundo.jp
電話:  078-891-3498

までご連絡ください。

みなさまのご参加、お待ちしています!

第2回おむすび部は佐藤初女さんのおむすびで。

こんにちは、海運堂の砂田です。
もう11月になってしまいました!早いです。
ブログの更新は滞っていますが、
海運堂はおかげさまでほぼ毎日、いろんな方が来てくださっています。
娘も9か月になりましたが、相変わらず元気です。

先月29日、第2回おむすび部を開催しました!
(第1回の様子はこちら→http://goo.gl/AZ0gfe

今回、たまたまこども工作部の講師、ちか先生が海運堂に置いていった本がありました。
初女お母さんの愛の贈り物」です。

これは、参考にしない手はないと思い、
今回は初女さんのレシピでおむすびを結びました。
今回はレシピ付きのお品書きにしました。
今回はレシピ付きのお品書きにしました。
以前「なんとなく」このレシピで作ったことがありますが、
手にごはん粒がたくさんついてしまいました。
「手を水にくぐらせ、よく水滴を払う」
「手にうっすら塩をしてむすぶ」
を、きちんとやってみると。
5つむすんでも、ご飯が手にくっつかないー!
塩を適量まぶした手のひらで熱いごはんをむすぶと、
ご飯の熱で塩が溶け、ごはんが手につかないのだそうです。
まずお茶碗で型どりをして
まずお茶碗で型どりをして
梅干しをちょんと乗せて
梅干しをちょんと乗せて

なるほどきれいにできました!

正方形に切った海苔で上から包み、下からも包みます。

完成!
完成!

ざるにタオルを敷いて、おむすびを乗せ、さらにタオルで覆っておく。

しばらくしてからおむすびを見ると、
おむすびが汗をかいていました。

なるほど、この汗をタオルが吸収してくれて、
おむすびが痛みにくい、ということだそうです。

この日は3か月になった赤ちゃんと、4歳の女の子と、それぞれのおかあさん。
お味噌汁とともに、たくさん食べていただきました!
食後に差し入れでいただいたリンゴジュースを飲み、
私は3か月の赤ちゃんを抱きながら4歳の女の子とブロック遊び。
(幸せでした)

うちのあーちゃんは、ほかのお母さんに遊んでもらって。
3か月の赤ちゃんのお母さんは
「9か月でこんなことできるようになるのかー」とのこと。
4歳さんのお母さんは
「こんな小さい頃もあったー懐かしい♪」
とのお声がありました。

私自身、4歳さんと長い時間遊ぶのが初めてでしたが、
「4歳さんってこんなこと考えているのか!」とか、
「うちの娘もあと3年でこんな遊び方をするようになるのか!」と、
とても参考になりました。

みんなでみんなのこどもを見ると、こんなにいいことがたくさん、です。

ひとのこどもと遊んだ後に自分のこどもと遊ぶと、何だか新鮮な気持ちで遊ぶことができるので、
リフレッシュにもなるんです。
おむすび部で一番得しているのは私じゃなかろうか・・・。

で、初女さんのおむすび、あまりに美味しかったので、
砂田家ではこの日以来、主人のお弁当は毎日おむすびになりました。
私の昼食の分もむすんでおくと、お昼が楽だということも分かりました。

おむすび部、当面は初女さんのレシピでつくろうと思います♪
(梅干し苦手な方向けに、もう1種具を用意します。)

11月のおむすび部は・・・
■11月6日(木)
■11月19日(水)
です。御代は一組1000円です。
11時ごろからむすびはじめ、12時ごろからいただきます。
一緒にむすんでみたい方は11時ごろに、ゆっくり食べたい方は12時ごろにいらしてください。
参加ご希望の方は、前日までにinfo@kobe-kaiundo.jpまでご連絡くださいませ。

尚、11月19日は16時から第2回こども工作部も!
おむすび食べて、畳でごろごろして、工作に参加することもできます。みなさまのご参加お待ちしています!