8月26日、無事開催することができました。スタッフを含めて大人17名、こども18名、合計35名で楽しい時間を過ごすことができました。
神戸市からかぜのさとプレーパーク 代表の石田太介さんをお招きし、まず現在のこどもの遊ぶ環境についてお話しを伺いました。
こどもが充実した遊びを繰り広げることができるには、「時間」「空間」「仲間」の3要件が必要です、というお話がありました。そして、その要件は徐々成立し難くなっており、こどもの集団遊びが成立しにくくなっている現状があります。
野山を駆け回ったり、暗くなるまで思い切り遊んだり「しなくなった」こども達、こども達の遊ぶ力が低下している、というイメージがあるけれど、実はそのような環境を作っているのは私達大人だったんです。
習い事、共働き世帯の増加、核家族世帯の増加、過疎化によるこども同士の交流の難しさ、異世代での遊びの伝達の不成立、人に迷惑をかけてはいけないというプレッシャーの下で子育てせざるを得ない社会情勢等が複雑に関係し合い、こどもの遊びが難しくなっています。
こども達は遊ぶ力、つまり、「やってみたい!と思ったことをやってみる」力は沢山持っています。
こども達が自分の力を発揮できる環境を整える工夫のひとつとして、この会では「ここではみんな仲間です。迷惑をかけあってもお互い様。いつもより、こどもに対する声かけを少し待ってみて、大人も一緒に思い切り遊びましょう!」というものでした。
こどもがのびのび遊ぶためには、そこにいる大人同士がリラックスし、交流できている・顔見知りであることが、大きな条件の1つとなります。
今回、みんなで子育てしているような感覚の中で、プレーパークを楽しむことができたのではないかな?と思います。「うちの子がすみません」とか、「お友達の邪魔しないよ」とか、そういった声掛けもほとんどなかったような気がします。
皿回し、ベーゴマ、コマ、けんだま、プール、すいか割りなど、大人もこどもも大いに遊びました。お越しいただいた皆様本当にありがとうございました。
また、この日土肥区長である山田覚様から人数分のジュースの差し入れもいただきました。ありがとうございました。
今後、「あさごプレーパーク」を展開していく大きな力となりました。支えていただいた皆様本当にありがとうございました。
次回、第1回あさごプレーパークは9月30日(土)午後、あさごふれあいプールくじら前で開催します。詳細は後日お知らせいたします。