にゃんこ先生に聞く、夏の過ごし方

こんにちは、砂田です。
投稿が遅くなりましたが今月の養生道場のレポートです。
残暑を乗り切るヒントが。ご一読ください。


 

2015/ 8/ 2 10:35

こんにちは。養生道場講師のちか先生こと、鍼灸師の駒井知佳子です。
暑いですね。

先日の養生道場のお話です。

夏も盛りとなってきて、思ったように用事が進まない、身体がしんどい、という方が多いのではないかと思います。

夏の問題点は

その1 体力は暑いだけで消耗する
その2 水分の取りすぎは消化器を傷める

の2つです。

体温がこもらない汗をかくのですが、汗と一緒に「気:エネルギー」も外に飛んで行ってしまうんです。
だから夏に弱い方は
「生きてるだけで精一杯」な状態になります。

仕事量、減らしましょう!私の部屋は秋までまともなお掃除はありません!
※針灸院は毎朝お掃除してぴかぴかです。(^^;)

自然の生き物、にゃんこ先生やわんこ先生を観てください。
日中はだら~が正しい生き方です。

汗で消耗するから、いつもの6~8割しか働けない、と思って
その中で密度の濃い生き方をされるといいんじゃないかな、と思います。

消耗した体力を補うのは睡眠です。

暑くて寝苦しいのであれば、クーラー使ってください。
夏は血が頭に昇るので興奮して眠りにくくなります。
ひんやりアイスノンを枕にするのもいいですよ。
まず体力の回復・確保が優先です。
そして消化器のメンテナンス!

汗をかくために水分を補給します。
これは 仕方ありません。
でも、
冬に比べて四六時中消化器は働かされていることになります。

「え、また水がやってきた、消化吸収しなきゃ!」

くたびれますね。
しかも冷たい水は体温を奪うので、消化機能を落とします。

もし下痢しているなら黄色もしくは赤信号です。

水分補給は必要悪でやめられませんから対策は

・冷たい物を避ける
・食欲がない時は消化の良いものを摂る
・腹巻きをする

バカボンのパパや寅さんを見習いましょう!
腹巻きは日本の宝です。

今回の養生道場では「びわの葉温灸」をみんなでしました♪

この暑いのに温めるの? という感じですが、
気持ちいいんです!

受講生さんの顔色がよくなったり、
身体のだるさが取れたり、
何より機嫌が良くなってお帰り頂きました。

身体がしんどい時って機嫌が悪くなりやすいんです。
余裕がなくなると寛容にもなりにくくなります。

100%がんばるのではなく、
60~80%までの余裕な状態で過ごす。

思いっきり遊んだ後はしっかり休養、メリハリのあるリズムで。

そうするとうまく生活ができますよ。
間違いなしです。

では、夏を楽しくお過ごしくださいね。

次回の養生道場は9月11日(金)です。よろしければご参加ください。

誰かから「大丈夫?」と触れて貰うだけでどれだけ回復するのか、
実感して頂けるといいなと思っています。