海運堂別館が7月末日を以て閉館します。


こんにちは、砂田沙紀です。暑い夏、いかがお過ごしでしょうか。

*****

1.海運堂別館(神戸住吉)のその後

2.こどもの「遊び」を支えるもの

3.あさご手持ち花火大会について

*****

1.海運堂別館(神戸住吉)のその後

先日、神戸住吉の海運堂別館を7月末日を以て閉館することが決まりました。その後、進展がありましたのでご報告いたします。

大変お世話になっている団体の方が、引き続き場所を利用されることとなりました。海運堂の「みんなでごはん」事業のために用意した冷蔵庫・ガスコンロ・食器棚等の大物家具家電は、団体の皆様が買い取ってくださいました。8月以降、海運堂別館ではなくなりますが、有効利用いただけることとなり、ほっとしています。

今、海運堂別館では、海運堂「こども囲碁部」でお世話になった中野泰宏先生が、囲碁教室を開催されています。今後も同じ場所で継続できることとなりました。ご興味あります方は中野先生にお繋ぎしますので、お知らせください。

*****

2.こどもの「遊び」を支えるもの
先日、日本冒険遊び場づくり協会の個人正会員となりました。プレーパークについて学ぶ機会を多くいただいています。日本冒険遊び場づくり協会のHP
https://bouken-asobiba.org/

「プレーパーク」と言いますが、公園と何が違うんでしょう。

先日、日本冒険遊び場づくり協会が、「冒険遊び場(プレーパーク)」の定義を発表されましたので、紹介します。
*****
冒険遊び場は、すべての子どもが自由に遊ぶことを保障する場所であり、子どもは遊ぶことで自ら育つという認識のもと、子どもと地域と共につくり続けていく、屋外の遊び場である。
*****
私自身、以前から「プレーパーク」をどう説明すればいいんだろう?という疑問がありました。場所によって、人によって、プレーパークの解釈が大きく異なることを実感していたからです。この定義は、保護者の立場からすると大変分かりやすいものであると個人的には思います。特に、「こどもは遊ぶことで自ら育つという認識のもと」という文言はありがたいと感じました。「保護者によって育児に関する考え方が違う」という勝手な思い込みが、時には公園でのこども同士の遊びを妨げる、と私は思っています。けがさせたらどうしよう、相手の親御さんがどう思っているだろう、地域の人はこの遊びをどう感じるだろうか。そんな保護者の気持ちがこどもの遊びを萎縮させることについて、自身の子育てを通してずっと考えてきました。

こどもは遊ぶことで自ら育つ、という認識の下、「遊び」を保障できる場にしよう、という気持ちで保護者が集まれば、それだけでこどもの遊びは大きく膨らむと思います。ただ、野放し放ったらかしは、違うと思います。その加減について、学ぶことが沢山あると感じています。

先日、ご近所の造園屋さん「安積創庭」の安積さんとお話する機会がありました。プレーパークのことを伝え、自宅の畑を見ていただきました。(私の祖父は定年後、造園業に携わっていたのですが、何と安積さん、私の祖父とお仕事されていたそうです。)

畑を見ながら、安積さんの幼少期の「遊び」について色々伺ったのですが、ここ20年から30年程で大きく「遊び」が変わったという実感がある、ということでした。安積さんがこどもの頃は、山に入って虫を採ったり、山で火起こしして焼肉したり(!)、夏は川に飛び込んだり、そのような遊びが日常だったそうです。どうして今はそれが難しいんでしょう、と話していたのですが、一つは山が荒れていることが原因かな、という話が出ました。間伐が適切にされておらず、山の地表に日が当たらなくなった。結果、山が荒れ、鹿が村に降りてくるようになった。鹿と一緒に、ヤマビルが村に降りてきた。(昔は鹿もヤマビルも村では見かけなかったそうです)今の山は薄気味悪くて、とても入ろうとは思えない、というお話でした。こどもの「遊び」を考える上で、間伐の話が出てくるなんて思いもしませんでしたから、驚きました。

また、この安積さんとお話した内容を後日、日本冒険遊び場づくり協会の方と共有したところ、新たなご意見が。遊びが大きく変わったことの原因の一つに、こどもの数が減った、ということが挙げられるとのことでした。

大人が増えたのなら、こどもに対して色々してあげられることも増えたのでは、と思ったのですが、逆なのだそうです。こどもの数が多いと、そもそもコントロール不可能です。大人の目が届かない。だからこそのびのび遊べたけど、今はどこで遊んでいても大人が見てるし、その分苦情も増える、というお話でした。深いお話です。

*****

3.あさご手持ち花火大会について

昨年フェイスブックにて、大阪府吹田市の「さたけん家」代表の水木さんが実施されていた、「手持ち花火大会」を知りました。

さたけん家についてhttp://satakenchi.com/about/

以前海運堂で「檻の中のライオン講演会」を主催した時、同日開催されたのが水木さんでした。まだお会いしたことはないのですが、地域交流事業について多くを学ばせていただいている方です。

その水木さんが、夏祭りが相次いで中止になる中、コロナ禍でもできることとして、手持ち花火大会を企画・実施されたことを知りました。是非朝来でもと思い、花火大会の段取りからチラシデータまで提供いただき、昨年8月に実施しました。昨年は小学校区限定で開催しましたが、今年度は朝来市内限定で開催しようと思います。8月29日(日)の夕刻を予定しています。詳細が決まりましたら改めてご案内いたします。

*****

海運堂別館は7月31日を以て閉館し、海運堂の活動拠点は朝来市の砂田宅に移ります。これまで神戸での活動に携わってくださった皆様に感謝申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。また、こんなご時世ですが、落ち着きましたら朝来海運堂に遊びにいらしてください。今後とも宜しくお願いいたします。

特定非営利活動法人海運堂 砂田沙紀