活動の再開について

大変ご無沙汰しています、海運堂の砂田沙紀です。
前回の更新は昨年10月でした。
何となく、活動していないのに投稿することに後ろ向きになっていました。が、来年度より活動を再開することとしましたので、ぼちぼち発信していきたいと思うに至りました。

〈1.前回のイベントについて〉

〈2.今後の活動について〉

〈3.朝来に転居して〉

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〈1.前回のイベントについて〉
昨年の10月25日、神戸住吉の雨の神公園で、大人・こどもが集い、遊びました。
コロナ禍、呼び掛けること自体、どうしようかと悩むこともありましたが、開催しました。
10時集合、おひらきになったのは16時、ちょっと遊びすぎたかな、という反省もありましたが、「思い切り遊ぶ」は達成できました。
その後、またコロナ禍、神戸市では11月中旬から感染者数も増え、またしばらく活動を見合わせることになりました。
2020年度、神戸の拠点である海運堂別館では、何一つ主催行事が開催できないままとなりそうです。

2019年度、月に一度みんなでごはんを開催していました。
コロナ禍が落ち着けば開催したい、と思いながら、約1年が経過しようとしています。
また、朝来市の自宅を開放し、活動したいという気持ちもありましたが、人を自宅に招き入れることそのものがこの状況下難しく、どうしたものか、と思いながら過ごしながら、今に至ります。

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〈2.今後の活動について〉
このコロナ禍、何もしないと、どんどん孤立します。
立ち話すらしにくい。
ただ、我慢も大事なんですが、覚悟も必要だと私は思います。
子育てから「密」を遠ざけることは、どうしてもできない。
沢山触れ合って、親も学び合って、分かち合って、それが糧になって、親も子も、周りの人間も育ちます。
その中で繋がりが生まれます。
だから、工夫します。
コロナ禍、感染対策を考えた上で、保護者とこども、それに関わる人たちが少しでも心穏やかに過ごせるように、工夫しようと思います。
私ひとりではなく、同じように、この状況下いかに健やかに過ごすか、ということを仲間と悩みながら、共有しながら、活動を再開したいと思います。

先日、海運堂正会員で話し合いの場を持ちました。
NPO法人海運堂の活動再開について、神戸住吉の海運堂別館の維持について、朝来での活動について、意見交換しました。

まず、コロナ禍を前提として、来年度の事業計画を立てます。
海運堂として、朝来で、神戸で、こういうことがしたい、ということを示せるように、考えをまとめたいと思います。

それから、海運堂別館の維持についてです。
有難いことにまとまった寄付がありました。
そのお陰で、2021年7月までは継続することになりましたが、その後、維持するかどうかまだ決まっていません。

来年度、この状況下で何がしたいか、できるかを、今までお世話になった方々と一緒に考えて、事業計画を立てる。
それを基に、NPO法人海運堂のサポーターを、来年度4月より募集します。
追ってご案内させていただきます。

〈3.朝来に転居して〉

2020年3月に朝来市に転居、4月5月は学校もこども園も休園、正直どう過ごしたのかあまり覚えておらず。
ただ、「どこを歩いても広い」ということには本当に救われました。
私自身、この状況下、神戸に何度か足を運んでいます。
何というか、朝来にずっといると、毎日穏やかなんですが、色々と確かめたくなります。
たまに住吉に足を運んで、気持ちが楽になること、朝来に戻って、ほっとすること、移動の度に、発見があります。
私の家は、朝来市佐嚢(さのう)という山間にあります。
近所にこどもがいないというのは初めてです。
小学生の娘はスクールバスで帰宅、そこから「誰かとどこかへ遊びに行く」ことはありません。
その「誰か」が近くにいない。
自分の足で歩いて行ったり、自転車をこいで行く「どこか」も、近くにはない。
もしかして、彼女の「放課後」は私に委ねられている?!と今更気づいた次第です。
自分の足で、行きたいところに行く・会いたい人に会う、が叶わないこの地域で、私がやりたいこと、何だろうと、よくよく考えた1年でした。
神戸市東灘区では、夜10時でも小学生が歩いている。
どちらが良い悪い、という話ではありません。
そのどちらもが同時代に存在する、ということを知り、考え続けることが、今の私には必要なことです。

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今後もNPO法人海運堂は継続します。
こどもも保護者も、孤立せず、繋がりの中で穏やかに過ごせるよう、またその繋がりが、地域に還元できれば。
私自身のために、関わってくださる皆様と一緒に運営できればと思います。
今後とも宜しくお願いします。

オンラインであんなことしたい、こどもむけにこんなオンラインの活用方法があるよ、コロナ禍、こんな工夫をしているよ、という情報、ございましたら、教えていただけると嬉しいです。


特定非営利活動法人海運堂 砂田沙紀
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