こども工作部、無事に終わりました!


こんにちは、海運堂の砂田です。
先日、こども工作部がついに始動いたしました!
講師は鍼灸師のちか先生。
早速レポートを書いてくださいました。


こども工作部のちか先生です。
はじめての工作部、めっちゃ楽しかった!のは先生の感想です(笑)
こどもたちの一生懸命な思いを間近で感じられるなんて、本当に幸せです。
さて、工作部 、まず最初にするのが宿題・・・・・・(・・;)

開始前に来たこどもたちは宿題をした後でミッションがあります。

それは、
色画用紙の仕分けです!

色とりどりの色画用紙やその他の紙を
「あかのなかま」「あおのなかま」「きいろのなかま」「みどりのなかま」「くろとしろのなかま」
と分けていきます。

早く宿題終わらせて仕分けしたい!と女の子。

早く宿題終わらせて仕分けしたい!と女の子。

こどもたち、すごいですね。
「これどっちだろう・・・・?」

彼が手にしていたのは片面が「赤」で片面が「白」の紙。
実はこれ、赤いフィルムが白い台紙にくっついているものだったんです。

大人だったら「赤」と何も考えずに仕分けしてしまうとこ ろ。
先入観なしで「色」だけ見るって大人にはできないよね・・・・と感動してしまいました。

で、どっちになったかかというと・・・・先生の理屈で「赤」になりました。
(理由は聞かれませんでしたが聞かれたら「こっちがきれいと思ったから」と言います。はい。)
色とりどりに分けられた色画用紙、
今度は「どんな青がいいかなあ」「どんな黄色がいいかなあ」と出番を待ってます♪

おむすびを食べたら、
ごあいさつと自己紹介をしてから「はさみ」の時間。

普通のはさみ以外に、ぎざぎざに切れるはさみとかいっぺんに切り込みが3つも入るはさみ(正体はシュレッダー用はさみ)を用意しました。
それ以外に不思議なはさみも。

みんなで順番に体験してみます。切ろうとしてもうまく切れません。
何が違うかなあと考えてみました。

刃を止める丸(留め金)が違う!、とか
持つところの色が違う!、とか
最後に答えらしきものが出ました。

刃の付き方が違う!(こんなスマートな言い方ではありません。なんせ小学校2年生。)

そう、ひだりきき用のはさみでした。
(海運堂にありますので、興味のある方はぜひ触って紙を丸く切ってみてくださいね。自然と可笑しくなりますよ。)
同じ空間にいてもひだりききの人はみぎききの人と体感が違うんだろうなと
そんな考えのきっかけになればいいなとやってみました。
今日の工作は紙を切って「へびさん」を作りました♪

はさみを持つ手を動かさず 、紙を持つ手を動かすと上手に切れます。
刃の先で切るのと、根元で切るのでも切れ味が違います。

小さな女の子。4才?

直径5ミリくらいの丸を切ってへびさんの模様にしようとしています。
切りにくそう・・・・・。

「小さいのが切りたいの?」と質問すると「うん!」と言います。

大人ならもう少し大きい方が切りやすいんじゃないの、と大きくするかもしれません。
彼女にとっては「この大きさ」がいいんですね。

じゃあ、やりましょう!
大人の手も少し添えながら、小さい丸を3つ(だったかな)切りました。

やりたいことが先にあって、それに向かってチ ャレンジ、
こどもってすごいなあと思います。
最後まで一生懸命、お花の模様を作っている女の子。周りのこどもたちが遊び始めても根気よく作っています。
(他のこどもたちの動きで気が散らないように気をつけて見守ります。)

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「できた!」
いい笑顔でした。
見ている方まで達成感、うれしくなります♪
へびさんの模様、「摩耶山なの!」という女の子。

お母さんが摩耶山でお仕事しているから、といいます。
う~ん、摩耶山が好きなんじゃなくて、お母さんが好きなんですねえ。

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こどもの工作や絵画って、作品が主体じゃないことがほとんどです。
(誰かへのプレゼントとかは別ですよ。)

「おしゃべり」なんです。

「あのね・・・」という言葉の代わりに思いが絵や工作になるんです。
(特に絵はそ うです。)

だから「うまい」「へた」は場違いな評価になります。
「あのね、今日はすっごい怪獣みたいな犬に会ったんだよ!」
と言われて
「上手だね」とか「下手だね」と相づちは打ちませんよね。

「びっくりしたんだね」とか
「怖かったんだね」とかいうのが肯定・承認の相づちです。

「すっごい怪獣みたいな犬」の絵を見て
「上手だね」とか「こうした方がいいんじゃない?」では会話がかみ合いません。
相づちをどう言えばいいか難しければ
「すっごい怪獣みたいな犬が描きたかったんだね」というのが“秘技オウム返し”。
これらはカウンセリングでは「傾聴」という方法です。
練習しないとなかなかうまく会話ができませんが、おしゃべりが弾むとこどもの「思い」が出てきます。
話かけたら「・・・・・」と無口だけれどにっこり笑う女の子。
無理にお話させることはしません。
心のドアは内側からしか開けられないんです。
表情を見れば「快」か「不快」かはわかるので、ゆっくり待ちます。

こどもは待って貰うこと自体を「尊重」と感じ、大事にしているよ、というメッセージとしてとらえます。
(時と場合にもよりますが~)
こども工作部、
1回の講座で「こんなにいいことあります!」のような効率的な学びの場ではありません。

でも澱(おり)が溜まるように、
気がつくと水の入ったコップにとろりとした経験が溜まっているように、
そう考えて講座内容を組み立てています。
来月もやりますので、興味のある方は海運堂のさーりんまでお問い合わせくださいね。


以上、ちか先生のレポートでした。

私は同時進行していた、
フィリピンにある貧困のこどもたちのための施設「WISH HOUSE」の
シンディーさんのお話会に参加していたため、
こども工作部の進行状況を見ることができませんでしたが、
是非見たかったです、というよりも、一緒に工作したかったです。

待つことで相手を大事にする、というのがとても沁みます。
忙しいときはつい、自分の都合に合わせてくれたら・・・なんて思ってしまいます。
待つって、難しいですよね。
こころにゆとりがないと難しい。
自分の心のゆとりを大事にしないと、
こどものきらきらしたものをつい見逃してしまうな、と感じます。

大人に対しても同じだなと。
相手が何か抱えていて、でも、相手の内側から出てくるのを待つって本当に難しい。
つい、先に何か言ってしまう。

うーん、こども工作部のレポートからだけでも、こども(やおとな)と向き合うヒントをいただきました。
次回は私もこどもに交じって体感してみたいと思います。

第1回こども工作部、7名のこどもたちが参加してくれました!
ありがとうございました。
第2回は、11月19日(水)16時からの予定です。
お申し込み、お問い合わせは
info@kobe-kaiundo.jp
078-891-3498
までご連絡ください。

ちか先生、参加していただいたみなさん、本当にありがとうございました!

そして。
WISH HOUSE(HPはこちら→http://www.wish-house.info/)のシンディーさんによる
お話会も、開催いたしました!
はじめに、WISH HOUSE設立のお話、子育てをめぐるフィリピンの日常の話などを伺い、
その後参加者さまと共に「日本の子育てはどうだろうか」というお話をしました。
「日本に帰ってくるたびに、大丈夫か日本!?と思うことがある」とはシンディーさんのお言葉でした。
(WISH HOUSEのブログにもご紹介いただきました→http://blogs.yahoo.co.jp/k_uran1125/41223681.html

いただいたお茶代を、WISH HOUSEの活動費として寄付させていただきました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

WISH HOUSEのためにできること。
海運堂にできることを、何かの形で応援していきたいなと思います。