7月9日夜の生き物探検隊!


7月9日(土)、くにちゃんと行く!夜の生き物探検隊を開催しました。

当日19時受付開始、この時点では雨は降ったり止んだりといった空模様でした。駐車場誘導を、参加された大久保さんにお手伝いいただき、皆さんスムーズに集合いただきました。

早速待ち構えていたのは、くにちゃんこと藤本邦彦さんが連れてきてくださった「ヒバカリ」。小さなヘビです。毒はなく、人間の手にも乗ってくれます。受付開始後、砂田はじめこども達がヒバカリを手に乗せて「かわいいー」「舌ぺろぺろしとる」などと可愛がっていました。順次参加者が集まりましたが、この光景を見たときは皆さんぎょっとしたお顔でしたが、「え?大丈夫なん?噛まないの?ふーん、か、可愛いね…」といった具合に、苦手な人は距離を置き、好きな人は寄ってきて手に乗せる、といった光景が見られました。ヒバカリは場を和ませるという役目(?)を終え、飼育ケースに戻りました。

全員の受付が無事終了し、簡単に自己紹介の時間を設けました。お名前、居住地、夜の生き物観察をしたことがあるかどうか、をお話いただきました。初めて!という方、蛍は見たという方、夜にカブトムシを観察した、という方、それぞれお話いただきました。
ここでくにちゃんにバトンタッチ、今回のフィールドについての説明がありました。
当初、与布土(ようど)川付近での生き物観察を考えていたのですが、前日までに降った雨の影響で水位が高いことを踏まえ、よふど温泉横の「せえらじ川」付近を散策することにしました。また、生き物の採集についてもお話いただきました。観察のために採集した後は、必ず採集した場所で放すことが大切だということを教わりました。

集合場所からよふど温泉に各自移動、再度点呼を取る頃にはしっかりと雨が降っており、皆さんレインコートや傘を装備し出発しました。
くにちゃんを先頭に、皆さん片手に懐中電灯を構え、せえらじ川付近の散策。早速モリアオガエルを発見、飼育ケースに入れ、観察しました。また、よく耳を澄ませ、モリアオガエルの鳴き声を聴きました。「ククク…クククククク……」と活字にすると何だか不気味ですが、独特の鳴き声がよく聴こえました。散策中、モリアオガエルの卵塊も発見。他にもアマガエル、トノサマガエル、サワガニ、アカハライモリなどの姿が見られました。

散策がひと段落、近くの別のフィールドに移動しましょうか、とくにちゃんが提案した時は土砂降りに近い本降り。雨だし夜だし楽しいし、なんだか皆さん気分が高揚、「行きまーす!」の元気なお返事でした。大人もこどもも、しっかりと道を照らしながら進みました。

別のフィールドに到着した先頭の方たちが歓声を上げている…!これはもしやと急いで進むと、何と!国の特別天然記念物であるオオサンショウウオの姿が見られました。大雨の中歩いて出会えたものですから、皆さんの喜びも大きかったです。堰を越えようとするオオサンショウウオをみんなが懐中電灯で照らし、「がんばれー!」と応援、落下したときは皆さん思わず「あー!」と声が出ました。
皆さん野生のオオサンショウウオの姿を観察した頃にはちょうと20時半、よふど温泉の駐車場まで歩いて戻り、その場で解散となりました。

海運堂として生き物観察会を開催したのは初めてでした。私がくにちゃんに「オオサンショウウオ見たこと無いんです…あとカエルの鳴き声が分からないんです…」とお伝えしたところ、「自然観察会できますよ!」とお返事いただいたのが事の始まりでした。

砂田自身、自分のこどもを連れての開催ということで、大人単独で参加いただいた大久保さんにかなりお世話になりました。また、夜の活動ということで、皆さんにはご自身のこどもさんから目を離さないよう事前にお願いしていましたが、お願い通り皆さん安全に配慮した上で活動いただくことができました。おかげで、不慣れというか初めての自然観察会を無事終えることができました。参加いただいた皆さん、くにちゃん、本当にありがとうございました。

後日アンケートにご協力いただいたところ、やはりオオサンショウウオに出会えたことが印象的だった!という意見が多かったです。オオサンショウウオを育む朝来の自然環境、またその自然環境を維持してくださる方々の活動のお陰で開催できました。

おとな・こどもの「あー楽しかった!」を支えていただいた全てに感謝します。ありがとうございました!